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レジデンス・サポート
“trans_2018-2019″

2019年1月9日(水)~3月14日(木) 主催共催

秋吉台国際芸術村 アーティスト・イン・レジデンス サポート・プログラム “trans_2018-2019″

transとは、越える、横切る、通過する、交差/交換する、変換/転換するなどの意味を持つ接頭語です。
レジデンス・サポート・プログラムは、アーティストたちにとってその後の活動のための実験の場であり、新しい体験の場となります。作家たちは滞在する場所の文化、環境、そしてそこに生活する人々からアイデアを受け取り、創作活動を通じて新しい発想や視点を地域にもたらします。私たちは、秋吉台国際芸術村レジデンス事業が、様々な思想や文化の枠を超え、人々が行き交い、ふれ合う場となることを期待します。また、アーティストには意欲的に様々なプロジェクトに取り組むことが望まれ、創作活動とともに、その成果発表やアウトリーチなど地域交流プログラムを積極的に行っていただきます。

秋吉台国際芸術村のアーティスト・イン・レジデンス事業は、1998年の開村当時より200名を超える世界中の芸術家の滞在制作、研究活動、地域交流を支援してきました。今年のサポート・プログラムでは、世界6カ国から8名の若手アーティストを招きます。アーティスト達は65日間にわたる滞在中、母国とは異なる山口県の環境、文化、地域に住む人々との出会いの中で、「この土地の未来」をテーマに制作を行います。

 

制作テーマ

 「この土地の未来」 “The Future of This Land”

 

滞在制作期間

 2019年1月9日(水)~3月14日(木)[65日間]

 

関連イベント

 ・オープンスタジオ … アーティストの制作スタジオを公開します。
   2019年1月27日(日)  14:00~ (申込不要、参加無料)

 ・オープニング・レセプション
   2019年2月23日(土)

 ・展覧会
   2019年2月24日(日) ~ 3月10日(日) 10:00~17:00 (入場無料)

 

<trans_2017-2018 参加アーティスト>

ミカ・カビルド Mica Cabildo

インスタレーション、グラフィックアート / フィリピン webサイト

プロフィール

Mica Cabildo - house of cards - Photo by Brendan Goco

1986年、フィリピンのメトロ・マニラにて音楽家、建築家、機械工の家庭に生まれる。マニラにて広告や版画を学び、グラフィックデザイナー兼アートディレクターとして、ビジュアルコミュニケーションの代理店に8年間勤務。マニラのシューゲイザーバンドでベースも演奏している。2009年より、フィリピン、ドイツ、日本およびインターネット上で、美術やデザインの展覧会、アーティスト・イン・レジデンス、音楽パフォーマンスなどの活動を行っている。2014年には、ドイツのシュトゥットガルトにあるアカデミー・シュロス・ソリテュードのデザイン研究員として、台風に関するグラフィックと建築のインスタレーションを制作した。2018年には、さっぽろ天神山アートスタジオにて「冬、雪、亜寒帯」に関するリサーチとインスタレーションのプロジェクトを小学生とともに実施。
作品では、コミュニティ、アート、デザイン、科学、気候、地質学、社会を巻き込む合作のインスタレーションに重点を置いている。

*公募による選出

 

 

<過去の作品>

Mica Cabildo - Fountain Studies - work01 photo by さっぽろ天神山アートスタジオ Mica Cabildo - Fountain Studies - work02 photo by Yoshisato Komaki Mica Cabildo - house of cards - work01 photo by J.H. Diehl Mica Cabildo - house of cards - work02 photo by J.H. Diehl

 

 

ポール・オマージュ&竹内佑未 Paul Hommage & Yumi Takeuchi

ビジュアルアート / フランス,日本  webサイト

プロフィール

profile_Paul_Yumi

ポール・オマージュと竹内佑未はフランスと日本を拠点に活動するアーティストである。ナンシー国立高等美術学校美術科修了(オマージュ)、金沢美術工芸大学大学院修士課程絵画専攻油画コース修了(竹内)。2013年より共同制作を開始。以降、共同による作品制作を追求しているが、その制作領域においては同時に個々の表現のための研究課題も内在する。共同制作において発生する問題は、個々の問題を解決するためにしばしば役立つ。例えば制作中のコミュニケーションはお互いの母国語ではない英語で交わされるため、必然的に双方の解釈にズレが起こる。このように言葉の再解釈が繰り返し必要な制作領域というのは、1つのデバイス内に複数の書き手が出現しているかのようである。彼らの作品の多くはプロジェクターとそのスクリーンとなる固定された媒体(ドローイングや版画、絵画、テキストの書かれた本等)を用い、それらが相互作用し空間を形成するインスタレーションである。様々な素材を用いながら、パランプセストのように、様々な概念、表現や記憶を重ね書くことによって出現する多孔質な空間、またそれらの制作途中で現れるランダム性を探求する。

*公募による選出

 

 

<過去の作品>

PaulYumi work_Paul_Yumi4 work_Paul_Yumi1 work_Paul_Yumi2

 

片岡純也+岩竹理恵 Junya Kataoka + Rie Iwatake

ビジュアルアート / 日本  webサイト

プロフィール

s_Junya Kataoka-Rie Iwatake

片岡純也(栃木県生まれ)と岩竹理恵(南アフリカ、ヨハネスブルグ生まれ)によるアートユニット。2013年パリでの滞在制作を機にユニットでの活動を始める。以降多数の国内外でのレジデンスを経験し、現地の人にとっては日常でも私たちにとっては珍しいと感じる素材や、人にとっては取るに足らないなにげない体験をもとにシンプルな技術で作品化している。普段見慣れている物や具体的な現象を観察し、その本来の機能とは離れてそれらが持つ意味や特性やメカニズムを抽象化させる。近年の展示に、個展「片岡純也+岩竹理恵」(BankART Studio NYK、横浜、2017)、「Pyongchang Biennale 2017」 (韓国、2017年)。

*公募による選出

 

 

<過去の作品>

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ジヨン・イ Jiyen Lee

ビジュアルアート / 韓国

プロフィール

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ジヨン・イ(1979生まれ)は、現実と空想、実在するものとしないもの、存在と不在、日常生活と芸術をクロスオーバーする独特なイメージを分解し再び作成する。彼女は継続的にイメージの不確実さに疑問を投じ、写真、ビデオ、インスタレーションを通して作品を制作する。
ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでファインアートの修士過程を修了。主な作品であり2011年に初の個展「私的な公(private public)」で発表した「高木限界より高く(Above the timberline)」は、2012年に香港のルイ・ヴィトン・エスパスとロンドンのサーチギャラリーで、2015年にはフランスのLa Tripostal美術館で展示された。近年では、個展「循環の規則(Regulation of Circulation)」がキョンギ美術館のプロジェクトギャラリーで開催された。

*キョンギ・クリエーション・センターによる推薦

 

 

<過去の作品>

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リャン・シャン・チェン Liang-Hsuan Chen

ビジュアルアート / 台湾 webサイト

プロフィール

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1985年生まれ。2016年、シカゴ美術館附属美術大学フィルム・ビデオ・ニューメディア・アニメーション学部にて美術学修士号を取得。これまで参加した展覧会には、台北当代芸術館の台北アートアワード2017、ラ・ゲテリリック(パリ)と世界文化の家(ベルリン)での「Rencontres Internationales」、南方影展(台湾)の「新光影城実験映画コンペ」、FranceDoc(パリ)での「EXDOC: L’insolite ordinaire – Liang-Hsuan Chen and Mie Kurihara」がある。その他、Fat City Gallery(シカゴ)の「15」、La Maison de Metallos(パリ)、Transmediale(ベルリン)、アルス・エレクトロニカ(リンツ)、Les Instant Video(マルセイユ)などでの「Schizophrenia Taiwan 2.0」がある。また、台北アートアワード2017、S-Anアートアワード2011にて受賞歴がある。

制作する作品では、主に、異なる時間区分を接続しようとする時空トラベルの実験を行う。ビデオカメラの背後からイメージを物語や音に当てはめ、空間的インスタレーションを創造する。実験的ドキュメンタリーとホームビデオを効果的に調整するアプローチは、台湾独自の日常生活と個人的記憶を調和させるハイパーリアルな状態をもたらす。

 *台北國際藝術村による推薦

 

 

<過去の作品>

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ジョエル・チン Joel Chin

彫刻、インスタレーション / シンガポール  webサイト

プロフィール

 

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ジョエル・チン(1986年生まれ)は、有形物、科学技術、時間の関係を考察する彫刻的なインスタレーションを制作する。物質的領域と非物質的領域の関係性に取り組むため、オブジェクト、イメージ、テキスト、科学技術、音などのデバイスを使用する。

2017年にラサール・カレッジ・オブ・アーツのファインアートを卒業。2014年には、同大学でWinston Oh Travel Awardを受賞している。これまで参加した展示には、2018年のシンガポールUltraSuperNew Galleryでのグループ展「Mixed Up」、2017年のHolland Avenueでの「Oh! Open House」、2015年のアートサイエンス・ミュージアムでの「Sunday Showcase」などがある。

*グレイ・プロジェクツによる推薦

 

 

<過去の作品>

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<アーティストの選出について>

公募選出

64カ国から258組の応募があり、選考委員会による厳正な選考によって、3組5名のアーティストを選出。
2018年度募集要項

推薦

下記海外協定機関より、それぞれ1名の推薦をうける。
キョンギ・クリエーション・センター(韓国)、台北國際藝術村(台湾)、グレイ・プロジェクツ(シンガポール)

 

平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業

主催:公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、台北駐福岡經濟文化辧事處、駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院、シンガポール大使館
協定機関:キョンギ・クリエーション・センター、台北國際藝術村、グレイ・プロジェクツ