アンニバルベ・カウは、「音とイメージの結びつきとズレ」について関心を抱き作品制作をしている。
滞在中もまずAIAV周辺を徒歩や自転車で散策し、鳥のさえずりや虫の音、人のささやき声など、耳にする多様な音をフィールド・レコーディングすることから始めた。これらの音源は、天井から円筒形に吊るされた4つの捕鳥網の中に設置したスピーカーからささやき声が微かに聞こえてくる『天使の紙あるいは魚は聞くか?』と、大きなスピーカーを積み上げた4つのタワーが四方を囲むように構成した作品『不安』に用いられ、彼女の『サウンドワークス』展で発表された。この他、滞在中には過去の作品の上映会も開かれた。