1979年生まれ。2001年、ロイヤル・アカデミー・オブ・アートのフォトグラフィー・デザインを卒業。彼女の作品は、人類学的観点に源を発し、東洋の哲学と人文学を中心とした歴史的・文化的研究に基づいている。風景や都市景観に干渉し、過去や現在の要素を使って(演劇のような)現代的物語を構築するため、(人工的な)自然を「ステージ」として使う。写真は自作の物や既製品と登場人物などで構成され、想像と現実の相互作用を見せるものとなる。
秋吉台の自然に接している間、周辺の環境と調和して暮らす人々と会い、彼女は豊かな日本の伝統と、日本の田舎の現代的な生活との間に繋がりを見つけたいと思った。
この土地の未来とは、人工が減少傾向にあるこの土地の農業社会の中で、いまだ活気のある神道と仏教の禅に由来する伝統から派生する物だと思い、自身の作品のなかで、彼女がここで見た伝統的な日々の生活、そして住民を取り巻く精神的な世界の間にある繋がりを見せた。
彼女のワークショップ「鳥のダンス」の中では、動作によるコミュニケーションのみを使って、それぞれの体、心、腹、心臓の内的な繋がりと、周辺の環境、自然環境、他者への外的な繋がりの意識を創造することは可能か調査した。
サポート 滞在期間:2017年1月15日〜3月10日
[公開イベント] ワークショップ「鳥のダンス – The Bird Dance – 」 会場:未定 日時:未定