ステファン・リュドミラ・ヴィースナー Stefan Ludmilla Wiesner

ステファン・リュドミラ・ヴィースナー

プロフィール

  • 国籍 / ドイツ
  • ジャンル / 劇作家

ステファン・ルドミュラ・ヴィーズナーは、近松門左衛門の心中ものに触発され、戯曲『道行きか…、慈しみか…』を執筆・上演した。滞在中は、近松生誕の地とされる長門市や大阪の国立文楽劇場を訪ね熱心にリサーチを重ねた。上演にあたり、芸術村周辺地域の児童や県内の劇団員、三味線の演奏家に出演を依頼した。メインキャストとなる3人のうち「人形」と「三味線弾き」には、年齢や性別、容姿を含めたキャラクターの雰囲気に関して細かな条件が与えられた。脚本の翻訳は、大阪女子大学の渡邊知也教授に依頼した。わずか2週間の練習期間、揃い稽古は一日数時間のみという厳しい状況のもと、稽古は連日深夜まで及んだ。出演者や関係者がヴィーズナーの情熱に応え、作品は完成し、多くの観客を集めて公演を行った。

参加プログラム

[その他プログラム]
  • 2000年度サポート前期