2010年からはじめた “elastic city”という組織を立ち上げ、コンセプチュアル(概念的)なウォーキング(散策)を行うパフォーマンスを展開している。さまざまなアーティストとのコラボレーション多数。ブラジルなどでの レジデンス経験もある。
彼は詩人であり、walkというパフォーマンスを行うアーティストであるが、今回のレジデンス中は、日用品によってオブジェを制作するという、彼にとって初めての試みをおこなった。来日後に買った日用品や芸術村にあった日用品を用いて、それらを人びとが使う用途ではないアート作品へと変換させた。あやういバランスで成立しているさまざまな作品が、館内の随所で展示された。滞在中は、地元の小学校や大学などでもアウトリーチを行い、身体をつかった彫刻作品をつくるワークショップなども行った。
サポート 滞在期間:2012-2013