リアン・デュニックは複合的アーティストであり、作家である。混血であるため、リアンの作品は混成物のアイデンティティをテーマとしている。彼女は、「Deep Cove」の歌手兼ギタリストであり、そのデビューアルバム「To Love The Coming End Of The World」(対訳:訪れる世界の終わりを愛すること)は2016年にリリースされる。
リアン・デュニックの作品は、アイデンティティと異文化の物語を探求する。環境はフィクションと現実が出会う夢のようなイメージとして解釈され、時間と記憶が伝統的なものと現代的なものの複雑な共生を明らかにする。一人の人を男性か女性かに区別する要素、また個人の中にある二重性に関心があり、作品が予想を覆すことを目指している。
芸術村滞在中に実施したオープンスタジオでは、多様な音楽から来場者が感じたままのイメージを紙の上に自由にアウトプットしていくワークショップを行った。また、ドラムセットやティンパニ、ピアノなど様々な楽器を使いながら新たな曲作りにも挑戦した。
フェローシップ 滞在期間:2016年11月28日~12月25日
[公開イベント] 「オープンスタジオ」 会場:スタジオ1 日時:2016年12月10日(土) 13:00~16:00