派遣先:台北國際藝術村 (台湾)
1982年千葉県生まれ。
風景や気象などの非人間的な事象や存在と、人間との関係性に関心を持ち、主にフィールドレコーディングによる音や作曲家の音や楽譜を素材にインスタレーションや平面作品、サウンドパフォーマンスを制作している。
主な活動に「Sound of Blausee」(ブラウゼー、スイス,2017)、「Artist In Residence Hamburg」(ハンブルク、ドイツ,2016)、「普遍的な風景」(青森公立大学 国際芸術センター青森,青森,2016)、 「0℃」(blanClass、神奈川,2016)、「grandmother, prologue」(Space Wunderkammer,東京,2015)、「CRITERIUM82」(水戸芸術館,茨城,2011)など。
秋吉台国際芸術村の派遣アーティストとして、台北國際藝術村(TAV)に2017年10月15日から12月29日までの76日間滞在。1930年に台湾人画家・陳澄波が描いた1枚の風景画「東台湾臨海道路」に関心を持ち、その画に描かれている要素をリサーチ、フィールドレコーディングした。”ambient color, ambient songs”と題した彼のサウンド・インスタレーションはTAVにて展示された。
帰国後は秋吉台国際芸術村で実施された展覧会”trans_2017-2018″へ参加し、現地で制作した作品の一部である、蘭嶼島で録音されたタオ族の伝統的な唄から制作したサウンド・インスタレーション”Song for Ocean”を展示した。
サポート 滞在期間:2018年1月14日〜3月9日