1969年生まれ。埼玉県出身。東京学芸大学・大学院卒。ロンドン・ラバンセンターにてプロフェッショナル・ダンス・ディプロマを取得。在学中より水戸芸術館ACMダンスカンパニーに所属。H.ロブと「V.O」プロジェクトでパリ・ブレストをツアー。E.コルベット(元ウィリアム・フォーサイス)とのクリエーション後、オランダ「A-Phasia Dance Campany」と契約、アムステルダムとロンドンを中心に活動中。98年10月、秋吉台国際芸術村の日米交換プログラム「アーティスト・イン・レジデンス」に参加。振付家ラルフ・レモンのアソシエイト・アーティストとして創作活動を行った。フィナーレでは、作品「Be」を発表。
滞在中は、平成11年5月に行われる岩淵多喜子率いるカンパニー「LUDENS」と両国シアターカイとの提携公演で上演される作品「<Via>」のリハーサルを行った。カンパニーメンバー8名も芸術村に来村し、創作活動に加わった。作品「<Via>」では、「経由」することをテーマにし、そのテーマから想起されるイメージを、身体・動きという面から掘り下げ、作品を発展させていった。
寄贈作品:<Via> ドキュメントビデオ
参加メンバー:大塚啓一、大田ゆかり、河野泰広、高橋淳、藤井千佳子、平敷秀人、藤井園子、井上尚子
ボランティア:河野和絵
2001年、LUDENSと再来村、『Distance』の作り込みと公開リハーサル、ワークショップを行った。
ダンサーとの共同作業を構成していく緻密なディレクションは「コンテンポラリーダンスの創作手法や方法論に習熟した日本では数少ない若手振付家の一人」として高い評価を受けてきた。2006年には芸術村のホールにて新作『Moments』の単独公演を行った。
サポート 滞在期間:2001-2002