派遣先:キョンギ・クリエーション・センター(韓国)
ユニット”yukawa nakayasu”として活動。
1981年度生まれ、2012年結成。大阪を拠点に活動。習慣・歴史・習俗をはじめとした過去から現在にわたる人間の営為とその痕跡と向き合い、そのメディウムやコンテクストを通じて多様な関係性を彫刻化する作品を制作。近年では、2017年に『Falls from the skies』(コペンハーゲン,Nikolaj Kunsthal)、2016年『豊饒史のための考察2016』(GalleryPARC, 京都)など。2015年、第18回岡本太郎現代芸術賞入選。
「港は船に選ばれて 船は港に寄せられる -便りは届く-」, Kapo gallery, 金沢,2014
「羽根を休めるハビトゥス」, 中之条ビエンナーレ2015, 群馬,2015
第18回岡本太郎現代芸術賞 入選, 川崎市岡本太郎美術館, 神奈川,2015
「漂い、刻まれ、漂う偶然」, Galeria大正蔵, 淀江(鳥取藝住祭2015),2015
「流暢な習慣」, 江之子島文化芸術創造センター, 大阪,2016
「豊饒史のための考察2016」, GalleryPARC, 京都,2016
「利益の石」, 金沢アートグミギャラリー, 京都,2017
「Falls from the skies」, Nikolaj Kunsthal, コペンハーゲン,2017
秋吉台国際芸術村の派遣アーティストとして、キョンギ・クリエーション・センター(GCC)に2017年9月1日から10月25日までの55日間滞在。書物や口承文芸に刻まれた歌や伝説、教訓などの昔話には、社会の呼吸のリアリティが内在しているとし、彼らの一貫したテーマ「豊饒史の構築」を元に、韓国に残る儒教の教本「三綱行実図」や、伝統的な口承文芸「パンソリ」等をリサーチ。昔話に登場するモチーフやオブジェや背景などの要素を集め、作品へと取り込み、GCCにて”Deep Breath”というタイトルと共に展示を行った。
帰国後は秋吉台国際芸術村で実施された展覧会”trans_2017-2018″へも参加した。
サポート 滞在期間:2018年1月14日〜3月9日