1963年オランダ生まれ。1987年から、オランダはもとより、イタリア、ソビエト連邦、ニューヨーク、ドイツ、バルト三国、フランス、マレーシアなど様々な場所で写真活動を行う。近年では、作品『ロシアン・ウーマン・イン・アムステルダム』を作品展「コモン・ライブス」(オランダ、フローニンゲン、1995)で発表。1997年には、妊婦と子供を中心に撮影した作品『キャプチャード・バランス』を作品展「ザ・ガーデン・オブ・エデン」(オランダ、フローニンゲン)で発表した。
滞在中に遭遇する彼女にとって非常に「日本的」と思える瞬間をカメラに収めてゆく『TASTE of the DAY』というプロジェクトに取り組んだ。日常の何気ない街角の風景や人々の佇まいなどをローライの二眼レフカメラで日々記録し、これらを焼き付けたモノクロのコンタクトプリントを全長5mの蛇腹式の写真集『テイスト・オブ・ザ・デイ』に仕立てた。各ページに日本語でタイトルを持たせたこの美しい写真集は、芸術村内のレストランにて公開された。また、2月20日に他のアーティストたちとともに訪問した秋芳南中学校では、生徒達にみずからの作品や活動、使用しているカメラについての説明を行った。
サポート 滞在期間:1998-1999