1945年ベルギー生まれ。ベルギー、アントワープで美術教育を学んだ後、美術教師となる。1969年にオランダに移った後、1983年から美術学校でフリーアートを学び、卒業時から現在まで数多くの展覧会やプロジェクトを行ってきた。訪れた土地や環境のなかで目に留まった題材と素材、特に木、草など自然の植物をテーマとしたインスタレーションを中心に創作活動を展開している。
2月20日に他のアーティストとともに秋芳町立南中学校を訪問し、作品の紹介や質疑応答を行った。
初来日の際に強く得た日本の印象である「魚」と「生け花」とを現地での取材に基づいて融合させる『フィッシュ・フラワーズ』というプロジェクトに取り組んだ。下関の魚市場や秋芳町の鮮魚店を取材し、魚が海から揚がって食材となるまでのドキュメントビデオを制作。また食材となる途中で破棄されてしまう魚の皮を用いた造花を17世紀オランダの通商船を想起させるテーブルクロスの上にディスプレイし、和紙に水彩で描いたドローイングとともにインスタレーションとして展示した。
寄贈作品:「フィッシュフラワーズ」ドキュメントビデオ
協力:株式会社天白ひらこし、下関水産振興局、下関中央魚市場株式会社、山中鮮魚店
サポート 滞在期間:1998-1999