上野 友幸 Tomoyuki Ueno

上野 友幸

プロフィール

  • 国籍 / 日本
  • ジャンル / 彫刻、インスタレーション
  • HP / https://www.tomoyukiueno.com/

1982年、神戸生まれ。東京芸術大学大学院先端芸術表現修士課程修了後の2008年に渡独。DAAD奨学生、そしてポーラ美術振興財団在外研修員としてベルリン芸術大学に編入し、アート・アンド・メディアクラスのマイスター課程を修了。2017年よりクンストラーハウス・ベタニエンでの1年間のレジデンスに参加。主な展覧会に「京都版画トリエンナーレ (京都市美術館/2016)」、「Moscow International Biennale for Young Art (モスクワ/2018) 」、「Sky Sculpture / Galerie Martin Mertens (ベルリン/2019)」がある。

上野は日常的に存在するものの形態やイメージと歴史的な彫刻的構造や絵画的イメージを対峙又はミックスさせることで、芸術にリアリティを与え、イメージや彫刻が認識に与える原理、特性について探求している。

芸術村滞在中、美祢市に深く関わる大理石、化石、無煙炭に着目し、3つのプロジェクトを展開。《Sky Sculpture Project》では秋吉台地域で取れる大理石プレートと秋吉台で撮影した雲の写真の模様を繋げることで大理石と空という対照的な2つを対比させ、化石に彫刻を施すプロジェクトでは、彫刻を彫るという行為と化石を掘るという行為を対比させることで彫刻の意味やリアリティーを再考させる。また、現在の美祢市から下関市にかけて分布する大嶺炭田で採掘されていた無煙炭とそこで生きた人々の姿や日露戦争に関わる歴史についてリサーチを重ね、インスタレーションとして展示。そこに芸術村を設計した磯崎新氏デザインの椅子(モンローチェア)を担ぎ裏山へ登る映像を加え、全てのプロジェクトに通じる天と地を繋ごうとした。

参加プログラム

サポート 滞在期間:2019-2020

     

滞在時の記録

Research
Working
Exhibition
Exhibition
Exhibition
Exhibition

過去作品

Schwarzwald
SkySculpture
SpiralSchellAndFinger
WaveSculpture