ブックタイトル秋吉台国際芸術村 Akiyoshidai International Art Village レジデンス・サポート・プログラム

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概要

秋吉台国際芸術村 Akiyoshidai International Art Village レジデンス・サポート・プログラム

4ごあいさつ 秋吉台国際芸術村は、音楽、美術、舞踊、映像など幅広い芸術分野を対象とした滞在型創作活動支援施設として、1998年(平成10年)にオープンしました。なかでも若手アーティストの育成を目指す「アーティスト・イン・レジデンス」は、公募、あるいは提携するレジデンス機関等から推薦された、20歳代から30歳代の世界中のアーティストたちが当芸術村に滞在して独創的な作品づくりに取り組み、これまで170人以上を受け入れています。 2016年度は、日本、韓国(2人)、台湾、フィンランド、オランダから6人のアーティストが滞在し、制作テーマである「この土地の未来」(TheFuture of This Land)に基づいて55 日間の創作活動に取り組みました。実のところ、昨年までは「この土地の魅力」(The Features of This Land)という比較的イメージしやすいと思われるテーマでしたが、今年はより自由度の高い、幅の広いテーマになったことによって、アーティストの皆さんは幾分苦労されたのではないかと推察されます。いずれにしても、どのような作品が出来上がるのか大変興味のあるところで、彼らがこの土地にどのような「未来」を感じとったのか、多くの方々にじっくりとご覧いただきたいと思います。 ところで、「アーティスト・イン・レジデンス」は、約20 年前、芸術村設立当初から続けているプログラムで、関係者の間では「レジデンスの先進施設」として認識されています。今後もその立場に安住することなく、より積極的に世界に向けた情報を発信し、地域の活性化に繋がるよう力を注ぐ所存ですので、皆様の一層の御理解・御支援をぜひともよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、アーティストの作品制作やワークショップ、展示やアーティスト・トークの開催など、多くの御協力をいただきました関係各位に厚くお礼申し上げます。秋吉台国際芸術村 村長 八木資義