ガンソマエダは、東京(後にNY)在住のシノハラ楽と北九州(後に東京)在住の渡部郷によるアートユニット。1998年‐2000年にかけてCCA北九州(現代美術センター北九州)でリサーチプログラムに参加していた二人は、個々の活動の他に共同作業による表現の可能性を求めてユニットを結成。その際、制作に使用していた「前田スタジオ」からユニット名の一部を拝借し、痛快・明快な作品のプロデュースをしている。芸術村では「Channel_0」展のために、マスメディアの常套的なアプローチに則りながらも、施設や滞在中のアーティストの生態をくまなく取材し、リズミカルかつコミカルな『芸術村PRビデオ』と銘打つ作品を制作した。
また「芸術村あーと・ルーム」では、フィンランド人デザイナーとの共同プロデュースによる『マスクプロジェクト』などのプレゼンテーションを行った。