現代音楽をこよなく愛し、独自のヴァイオリン奏法を開発し従来不可能とされてきた作品をもレパートリーとする辺見は、作曲家の創作活動にも刺激を与え続けている。また、AIAVの開村の年に行われた『秋吉台20世紀音楽セミナー&フェスティバル』では、コンサートマスターを務めた。世界各国での演奏活動、国際音楽祭への参加の他、近年では美術、ダンス、演劇等、異分野のアーティスト達とのコラボレーションも重ね、その活動の幅を広げていいる。2008年の滞在時には、鈴木ユキオとのコラボレーションにより新作『Love vibration』の作曲・演奏を担当。そのプロセスとしてのワークショップをAIAVで行い、山口情報芸術センターで開催された『Dance×Music vol.3』にて初演した。
フェローシップ 滞在期間:フェローシップ2007