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畠山直哉ワークショップワークショップ

秋吉台芸術アカデミー1999:写真

秋吉台芸術アカデミーでは、様々な分野の第一線で活躍するアーティストたちを講師として招聘し、全国から公募した参加者が講師とともに芸術村に滞在しながら、制作のプロセスを体験するという、若手の育成と芸術文化に対する関心のすそ野を広げることを目的とした短期滞在型のセミナーです。
今回は、1997年の第22回木村伊兵衛賞受賞者で、国内外で活躍する写真家の畠山直哉氏を講師にお迎えして、秋吉台周辺の環境を主題としたワークショップを行います。自然と人間、風景と文化の関わりについて、様々な体験を通じて考え、作品を制作していくワークショップです。

ある場所に立ち、眼の前の光景に向かってカメラのシャッターを切るという行為は、歌を詠んだりすることと同様に、その光景にひとつの人間的な価値を与えるために行われることです。たんなる外界だったものは、人間の精神的な働きかけによって大事な意味合いをもった眺めに変貌してゆきます。
たとえばその眺めを「風景」と呼んでみてはどうでしょうか。そしてその「風景」に対面している自分は同時に、今までの他の人間たちの働きかけによって築き上げられた「風景の歴史」の中に立っているのだ、と想像してみてはどうでしょうか。
カメラという装置は僕たちに、その場所をあらゆる角度から観察し、その場所の成り立ちを知るようにと促してきます。また、一枚の写真という「現われ」は、歌を詠むことと違い、自分の視覚習慣に「外部」から変更を迫ってきます。
僕たちは「風景写真」を撮るのではありません。僕たちは写真を通じて「風景」が自分の眼と手から生まれる瞬間に立ち合うのです。そこは大きな秘密への入り口にすぎませんが、まずはそこまで一緒に行ってみましょう。
  - 畠山 直哉(はたけやま なおや)

日時2000年1月23日(日)~1月29日(土)
募集人員10名(講師による選考)
参加料学生(高・大):42,000円(7日分の宿泊費、夕食費を含む)
一般:50,000円(7日分の宿泊費、夕食費を含む)

講師

畠山 直哉(写真家)
copyright:Sai Masa

1958年岩手県陸前高田市生まれ。1984年筑波大学大学院芸術研究科修士課程修了。80年代後半より日本各地の石灰岩採掘現場とセメント工場を踏査し始め、1996年写真集「LIME WORKS」として出版。国内外で個展、グループ展等多数。97年第22回木村伊兵衛賞受賞。川崎市市民ミュージアム、東京国立近代美術館、東京都写真美術館、山口県立美術館、アルトテック・ドゥ・ナント(フランス)等に作品が収蔵されている。

関連企画:シンポジウム

日時2000年1月23日(日)16:00~
会場山口大学大学会館
パネリスト畠山直哉
深川雅文(川崎市市民ミュージアム学芸員)
奥津聖(山口大学人文学部教授)

関連企画:畠山直哉新作展「BLAST」

会期2000年1月21日(金)~ 1月29日(土)
会場秋吉台国際芸術村ギャラリー
  • 主催 (財)山口県文化振興財団 秋吉台国際芸術村
  • 後援 山口県 山口県教育委員会
  • 後援 山口県 山口県教育委員会
  • 助成 (財)エネルギア文化・スポーツ財団

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