秋吉台国際芸術村

秋吉台国際芸術村

EVENTイベント情報

レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ & 川口成彦 ピリオド楽器で聴く古典の響き鑑賞プログラム

古楽の名手たちによるアンサンブルの神髄

古典派の大作曲家モーツァルトとベートーヴェンが残したピアノと管楽器のための五重奏曲をオリジナルの響きで愉しむコンサート。
この編成の代表曲にして最高傑作とも言えるモーツァルトの五重奏曲をメインに、当代きっての名手たちが秋吉台に集結。

ヒストリカルオーボエの第一人者三宮正満をはじめ、満江菜穂子、村上由紀子、福川伸陽ら管楽器の名手たちと、ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位の川口成彦のフォルテピアノの共演による典雅なアンサンブルをお楽しみください。

インフォメーション

日時2022年10月23日(日)
14時開演(13時00分開場)
※13:15より出演者によるプレトークを行います。
会場秋吉台国際芸術村コンサートホール
料金一般3,500円
ユース(25歳以下)1,000円
~秋吉台フレンズネット会員は2割引
※秋吉台フレンズネットへの入会を希望される方は、こちらのコンタクトフォームからお申し込みください。後日、専用振込用紙を送付いたします。(年会費1,000円)
※未就学児のご入場はできません
出演レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ(三宮正満、満江菜穂子、福川 伸陽、村上由紀子)
川口成彦
チラシPDF
主催等主催:公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口県文化連盟

チケット情報

8月30日(火)10:00~ 予約受付開始
受付は終了いたしました。
プレイガイド
【秋吉台国際芸術村】Tel:0837-63-0020
チケットは芸術村にて予約のみの取り扱いです。
電話または下記申し込みフォームによりお申込みください。(受付開始日よりフォームを公開します)

なお、予約申込みにあたっては、『感染症拡大防止対策について』をご一読いただき、内容についてご理解いただいた上でお申込みください。

県立文化ホール「子育て家庭応援割」対象公演

「やまぐち子育て応援パスポート」をお持ちの方は、保護者同伴の18歳以下の子どもについて、公演料金を2人目半額、3人目以降無料とします(要事前申込、席数限定)。詳細はお問い合わせください

プログラム

J.G.リックル カッサシオン
L.v.ベートーヴェン ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調
W.A.モーツァルト きらきら星変奏曲(「ああ、お母さん聞いて」の主題による12の変奏曲)
W.A.モーツァルト ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調

出演者によるプレトーク(13:15~)

開演に先立って、現代の楽器との違いや公演の見どころなどを出演者が解説いたします。こちらも合わせてご参加ください。

出演

川口成彦
©Fumitaka Saito

1989 年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。第 1 回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、 {oh!} Orkiestra Historyczna などと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催。またモダンピアノでは2016年にアメリカにて世界的オーボエ奏者ニコラス・ダニエルと共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行っている。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。フォルテピアノを小倉貴久子、リチャード・エガーの各氏に師事。第46回日本ショパン協会賞受賞。第31回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。 CDは『ゴヤの生きたスペインより』(MUSIS, レコード芸術/朝日新聞特選盤)などを発表している。
使用ピアノ A.ヴァルター Anton Walter(1795年製の復元楽器 C.マーネ製作)

レ・ヴァン・ロマンティーク・トウキョウ

福川伸陽と三宮正満が発起人となり結成する特別編成の古楽アンサンブル。「モーツァルトはどのような楽器で、どのように演奏していたのだろう?」というアカデミックな視点から研究が始まった古楽。今日、古楽は『ヨーロッパの多様性の象徴』として盛んに演奏され、オリジナルの古楽器や一流の演奏がとても身近に存在しています。モダン・オケと古楽オケ、それぞれの第一線で活躍する音楽家たちが合流するこのアンサンブルで、絢爛なモダン・オケとはひとあじ違う、古楽の豊かな音色をお楽しみください。

三宮正満

ヒストリカルオーボエの第一人者。ソリストとしてカーネギーホール、プラハの春音楽祭などに出演。アンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして’97年、古楽コンクール最高位、2000年、ブルージュ国際古楽コンクール第二位受賞。’08年より田村次男氏と共にオーボエ製作をおこなっている。ソロCD「ヴィルトゥオーソ・オーボエ」「19世紀パリのオーボエ作品集」「ヴィダーケア・デュオソナタ集」をリリース。NHK-FM「名曲リサイタル」、NHK-BS「クラシック倶楽部」等に出演。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オルケストル・アヴァン=ギャルド」首席オーボエ奏者。「アンサンブル・ヴィンサント」主宰。東京藝術大学古楽科講師。

満江菜穂子

オランダ デン・ハーグ王立音楽院修了。歴史的クラリネットの第一人者エリック・ホープリッチ氏に師事。ヨーロッパ滞在中、18世紀オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラをはじめとするオーケストラで演奏。帰国後、東京文化会館にてクラシカル・プレイヤーズ東京とモーツァルトの協奏曲を共演。作曲当時のバセット・クラリネットの復元楽器を使用した演奏は、「音楽の友」の演奏会評などで高く評価された。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ、オルケストル・アヴァン=ギャルドなどの奏者を務める。昭和音楽大学非常勤講師。室内楽コンサートシリーズ「モーツァルトが愛した楽器」を主宰。

福川 伸陽

−私は彼をこう称える。素晴らしい演奏家であり、芸術家だ−リッカルド・ムーティ
−天賦の才とカリスマ性を持った音楽家である−パーヴォ・ヤルヴィ
世界的に活躍する音楽家の一人。NHK交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。
第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。
ソリストとして、NHK交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団他と共演。
日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。
キングレコードやオクタヴィアレコードより多数のCDをリリースし、音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。 東京音楽大学准教授、大阪音楽大学客員教授、国際ホルン協会評議員。

村上由紀子

福岡市出身。福岡教育大学音楽科在学中にファゴットを始める。卒業後東京藝術大学別科及び大学院にて岡崎耕治氏に師事。藝大在学中に藝大バッハカンタータクラブに在籍し小林道夫氏の薫陶を受ける。大学院修了後渡蘭。オランダ王立デン・ハーグ音楽院にてヒストリカルファゴットをドナ・アグレル氏に師事。音楽院在学中より数々の在欧アンサンブル等と共演。これまでに18世紀オーケストラ、オランダバッハ協会、Musica Amphion、Holland Baroque(オランダ)、La Petite Bande、Ricercare Consort、Il Fondamento、その他のメンバーとしてツアーや録音等に参加。バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ全曲録音においても多数の録音を残している。