日本人アーティスト海外派遣成果報告展アーティスト・イン・レジデンス
アーティスト・イン・レジデンス
今年度、3名のアーティストが支援アーティストとして派遣されました。
それぞれの派遣先で、文化、環境、そこに生活する人々とアイデアを交換し、創作活動を通じて新しい発想や視点を得た3名による、成果発表展です。
インフォメーション
アーティスト・イン・レジデンス 日本人アーティスト海外派遣成果報告展
会期 | 2019年3月24日(日)~5月6日(月・休) 10:00~17:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村 ギャラリー |
料金 | 入場無料 |
チラシはこちらより |
オープニング&アーティストトーク
作家本人による作品や滞在についてのトークイベントを行います。
日時 | 2019年3月23日(土) 14:00~ |
会場 | 秋吉台国際芸術村 ギャラリー |
料金 | 参加無料・事前予約不要 |
参加アーティスト
木村充伯 Mitsunori KIMURA
派遣先:キョンギ・クリエーション・センター(韓国)
1983年静岡県生まれ。 「生命や日常世界における自己と他者の距離感」をテーマに、作品と現実の境界に含まれ る言葉 や意味を抽出し、生命としてのマテリアルの新たな可能性を見出そうと試みている。近年は動物や人の「発毛」という状態を再現するために、「毛が生えるパネル」な どを開発している。
主な展覧会に、ケンジタキギャラリー(名古屋、東京)での個展、「リヨンビエンナーレ2017『Rendez-vous17』」 Institut d’art contemporain(ヴィルールバンヌ、フランス /2017)、「Black, Color」アートラボあいち(名古屋/2017)、「江之子島芸術の日々2017 『他の方法』」、マークスタジオ(大阪/2017)、「航行と軌跡」国際芸術センター青森 (2015)、「Minimi Contrasti」SENSUS(フィレンツェ/2014)などがある。
WEBサイト
望月めぐみ Megumi MOCHIZUKI
派遣先:台北國際藝術村(台湾)
1978年神奈川県生まれ、京都在住。
紙をナイフで刻み生まれるシャープでなめらかな曲線と、透ける造形美を追求する。近年は数メートルに及ぶ一枚紙を手作業で刻んだ大型作品を制作。作品を通し、人間の手の持つ可能性を伝える。主なモチーフは神話、古典文学など。伝統文化とのコラボレーション多数。
2018 「明日香の匠展」奈良県立万葉文化館 奈良
2017 個展「光ヲ彫ル」白沙村荘橋本関雪記念館 京都
国宝修復を手がける岡墨光堂との共同制作「切り絵掛軸」発表
2017 「飛鳥光の回廊」飛鳥寺 奈良 飛鳥大仏コラボレーション
2016 「飛鳥アートヴィレッジ」犬養万葉記念館 奈良
2016 個展「さくら満ちて」岩倉実相院門跡 京都
2015 「日本文化月間 切り絵作品展」The City Art Gallery Plovdiv ブルガリア
2014 「EWAAC Artist in Residence in UK」University of Bedfordshire イギリス
WEBサイト
山田哲平 Teppei YAMADA
派遣先:Grey Projects(シンガポール)
1979年東京生まれ。現在、神奈川を拠点に活動。幼少期の俳優の経験が制作に大きく関わり、自己や他者、社会や自然に共通する「多様性と普遍性」をテーマに、音や映像、動力を使ったアプローチで作品を制作している。2018 年にグローバル社会の構造と人間の根源的な類似性を現した”Apart and/or Together” がifva award(香港)でシルバー賞を受賞。
主な展示に「The 23nd ifva Awards – Media Art Category Finalist Exhibition」Hong Kong Arts Center(香港/2018)、「Season 3 Residency Artists Exhibition」台北国際芸術村(台北/2017)、「ナラティブのナラティブ アートのアート#2 」渋谷ヒカリエCube123(東京/2017)、「Art Album 2016 Existence」藤沢アートスペース(神奈川/2017)、「trans_2015-2016 」秋吉台国際芸術村(山口/2016)などがある。
WEBサイト
- 平成30年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
- 主催 公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
- 後援 山口県 山口県教育委員会 美祢市 美祢市教育委員会
- 協力 キョンギ・クリエーション・センタ- 台北國際藝術村 Grey Projects