秋吉台国際芸術村

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EVENTイベント情報

未来への回帰線アーカイブ[「プロメテオ」会場復原・レジデンス展示「古往来今」]

芸術村から紡がれた芸術を、バーチャルなアーカイブで!

2024年10月26日から11月4日まで芸術村にて行われた展覧会「未来への回帰線」を、3D空間で体験できるアーカイブとして公開いたします。本展では、1998年の開村当初を起点に秋吉台国際芸術村の歩みを振り返りながら、その先の未来を思索しました。ホールでは杮落しを飾った「プロメテオ」会場の復原を、ギャラリーではアーティスト・イン・レジデンス事業の歴史と滞在アーティストの現在の声をご覧いただきました。展示会場を自由に歩き回るように、会場の様子をオンライン上でお楽しみください。

「プロメテオ」会場復原

1998年8月25日、秋吉台国際芸術村が開村。翌26日には、ルイジ・ノーノ作曲 「プロメテオ」が日本で初めて演奏されました。

当館のホールは、この「プロメテオ」を最適な環境で演奏し聴くことを念頭に、建築家磯崎新氏によって設計されました。群島状(アーキペラゴ)の空間として誂えたホールには、演奏家総勢80名がグループごとにフロアや場所も異なった位置に配置されます。

今回「未来への回帰線」のホール展示として、初演以来なかなか見ることができなかった「プロメテオ」の会場構成を復原しました。この一曲のための特別な空間を、1階から3階まで自由に散策してお楽しみください。

アーカイブ内の◎から、それぞれ以下の画像やリンクをご覧いただけます。
各概要または配置図
フロア移動案内

レジデンス展示「古往来今」

秋吉台国際芸術村は1998年の開村以来、国内外の様々なアーティストを招き、滞在制作活動をサポートしてきました。

アーティスト・イン・レジデンス事業の展示「古往来今」では、各年度の滞在アーティストの紹介、報告書・記録集や各展覧会のアーカイブ冊子に加え、今回62組のアーティストから新たにご提供いただいた制作時の様子や作品、そして現在の姿を公開しています。
過去を振り返りつつ、現在の活動や新たな作品に触れることは大変意義深く、これらの資料と記録を通じて、アーティストたちが歩んできた軌跡やその広がりを感じていただければ幸いです。

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