アナグリフW/Sワークショップ
立体地形ワークショップ 〜立体地形解析図が映す秋吉台〜
楮原京子氏と中野良寿氏を講師に招き、秋吉台カルスト台地の独特な地形を現地で撮影しアナグリフ画像を制作するワークショップを開催。また、作品の展示も行います。
ワークショップ
アナグリフ(anaglyph)とは、いわゆる「赤青メガネ」を用いて画像を立体的に見る方法です。
このワークショップでは秋吉台カルスト台地の独特な地形を現地で撮影、アナグリフに加工して立体視を行います。
カメラとノートパソコン、プリンターを使いアナグリフを制作、「赤青メガネ」も同時に作成します。出来上がった作品および成果物は秋吉台国際芸術村のギャラリー、山口市駅通りのN3アートラボで展示・発表を行う予定です。アナグリフの制作を通して、ものを立体的に見るという視覚の不思議をみなさんも体験してみませんか?
日程 | 2013年10月14日(月・祝)14:00~16:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村 研修室2 |
定員 | 20名 |
料金 | 無料 |
その他 | 必要なもの:デジタルカメラ・ノートパソコン(お持ちでない方は申込時にご相談ください) |
作品展示
10月14日に秋吉台国際芸術村で行われたアナグリフワークショップでは、参加者に秋吉台カルスト台地の展望台周辺に行ってもらい独特な地形を撮影しました。
その画像をもとにカメラとノートパソコン、プリンターを使いアナグリフ画像を制作しました。
また、秋吉台カルスト台地をテーマに、参加者によるオリジナルの「赤青めがね」も作成、型にはまらない眼鏡が多数制作されました。
実際にメガネをお手に取って、アナグリフ画像をお楽しみください。
日程 | 2013年11月1日(金)~2013年11月24日(日) 10:00~17:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村2Fギャラリー |
料金 | 入場無料 |
講師プロフィール
楮原京子(Kyoko Kagohara)
地形学者、山口大学教育学部講師。
地形学を専門として,構造地質学,地球物理学的手法を取り入れながら,地形の成り立ちについて研究してきた。地球環境やその変化を映し出す存在でもある地形は,見て触れることができ,その形成史を紐解くことは,その背景にある自然の(時として人間による)様々な動きを知ることにつながる。
将来の自然災害や自然環境を予想する為の1歩として,何気なく見る景観からの「気づき」を大切にしている。
【HP】http://www.edu.yamaguchi-u.ac.jp/~soc/GeogrHome/home.html
中野良寿(Yoshihisa Nakano)
美術科、N3アートラボ代表、山口大学教育学部准教授。
東京芸術大学大学院美術研究科修士課程壁画専攻修了後、1994年Scotland “Temple hill community”にco-workerとして滞在。山口大学での教育活動の他、国内外で環境をテーマにした作品を発表。ソロ活動に加え、2002年に結成されたNovaia Liustra名義のユニットとしても精力的に活動。
NPO法人山口現代藝術研究所(YICA)、2013年YCAMの国際グループ展関連で立ち上げられたオルタナティブスペース「N3アートラボ」などの活動の他、ブルガリアで行われた国際カルスト学会(2012)にも参加し、カルスト地形をテーマにした学術・芸術的な国際交流も積極的に展開している。
【HP】http://www.n3-art-lab.com/
- 主催:秋吉台国際芸術村、N3アートラボ
- 共催:山口県 山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会
- 協力:山口大学教育学部、山口情報芸術センター(YCAM)