秋吉台音楽アカデミー2003:AKIYOSHIDAIマスタークラス&コンサート鑑賞プログラム
セミナー講師による演奏テクニック、音へのこだわりを見いだせるコンサート、新世紀に羽ばたく音楽家たちによる演奏会の他、講師と受講生の合同コンサートでは、新作委嘱作品の演奏など、3度にわたるコンサートも開催いたします。
マスタークラス
日時 | 2003年8月4日(月)~8月10日(日) |
会場 | 秋吉台国際芸術村 |
参加資格 | 演奏家を目指す学生および演奏家 |
クラス | ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス等 合計20名 |
講師 | 堀正文(Vn)、清水和音(Pf)、上村昇(Vc)、四方恭子(Vn)、豊嶋泰嗣(Vn,Va)、西田直文(Cb) |
レッスン | 個人レッスンおよび室内楽レッスン(先生方との共演) 演奏家たちとのオーケストラ共演 |
参加料 | 150,000円(受講料、宿泊費、食費を含む) |
コンサート
オープニングコンサート 室内楽の夕べ
NHK交響楽団コンサートマスターの堀正文、ピアニストの清水和音らを迎え、夏の響きにふさわしいコンサートを 開催いたします。
日時 | 2003年8月4日(月) 開場 18:30 / 開演 19:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村 |
チケット | 大人 2,000円 / 大学生以下 1,500円(当日券はいずれも500円高) 全席自由 |
チケット取り扱い | 秋吉台国際芸術村、防府市アスピラート、山口県文化振興課(県庁4F)、ちまきや内OK無線、秋芳書店、ローソンチケット フレンズネット会員特典あり |
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第3番 ハ長調
森田昌弘(Vn), 林 七奈(Vn), 上村 昇(Vc), 西田直文(Cb)
モーツァルト:ピアノ四重奏 第2番 変ホ長調 K.493
中島由紀(Pf), 四方恭子(Vn), 鈴木康浩(Va), 上村 昇(Vc)
ブラームス:ピアノ五重奏 ヘ短調 OP.34
清水和音(Pf),堀 正文(Vn),甲斐摩耶(Vn),豊嶋泰嗣(Va),上村 昇(Vc)
次代を担う音楽家たちによる室内楽演奏会
マスタークラス受講生による演奏会
マスタークラス参加受講生による演奏会です。多くのお客様の御来演・拍手が若手演奏家を育てます。この機会に次代を担う演奏家の若さあふれる演奏を堪能ください。
秋吉台音楽アカデミー賞
この賞は、受講生演奏会において最もすばらしい演奏と認められた受講生に贈られる栄誉です。
ファイナルコンサート IN 防府
作曲家、猿谷紀郎氏による委嘱作品や、昨年、秋吉台音楽アカデミー賞を受賞した松田理奈による演奏をご鑑賞ください。
日時 | 2003年8月10日(月) 開場 14:30 / 開演 15:00 |
会場 | 防府市地域交流センター アスピラート |
チケット | 大人 2,000円 / 大学生以下 1,500円(当日券はいずれも500円高) 全席自由 |
チケット取り扱い | 秋吉台国際芸術村、〔防府市〕アスピラート、一番楽器店、タマシゲ楽器、〔山口市〕山口市民会館、〔周南市〕周南市文化会館、 〔岩国市〕シンフォニア岩国 |
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ 第3番 ハ長調
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.V lla-1
松田理奈(Vn) ほか
JSバッハ:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV.1052
清水和音 ほか
猿谷紀朗:秋吉台音楽アカデミー2003:AKIYOSHIDAIマスタークラス&コンサートのための委嘱作品(初演)
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲 第10番 ロ短調
講師等
堀 正文 Masafumi Hori (講師/ヴァイオリン)
1949年富山県生まれ。5歳よりヴァイオリンをはじめ、京都市堀川高校音楽科を経てドイツ南西部のフライブルグ音楽大学へ留学する。名教師ウールリヒ・グレーリング、ウォルフガング・マルシュナーの両氏に師事。在学中より、ハイデルベルク室内合奏団のソリストとして、ヨーロッパ各地への演奏旅行やガブリーロフ等著名演奏家との共演や録音に活躍する。1973年同大学を最優秀の成績で卒業と同時に同大学の講師に迎えられる。同年、フランクフルト放送管弦楽団とのヴィ二ャフスキ/ヴァイオリン協奏曲第1番がテレビ・ラジオで全ドイツに放送され絶賛を博した。1974年よりダルムシュタット州立歌劇場管弦楽団の第1コンサートマスターに就任。以来ドイツを中心にヨーロッパ各国でオーケストラ活動はもとより、ソロや室内楽など幅広く活躍した。これまでにマルシュナーのほか、サシュコ・ガブリロフ、ピーナ・カルミレッリ、ブルーノ・ジュランナなどと共演。1979年に東京でのNHK交響楽団とのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲共演が大きな反響を呼び、同年9月NHK交響楽団にコンサートマスターとして入団。毎月の定期公演で重責を担うほか、数多くのソロリサイタル、N響室内合奏団をはじめとする室内アンサンブル、テレビ、ラジオ出演と活躍している。またN響での功績にたいして有馬賞を受賞している。1993年秋、シャルル・デュトア指揮/N響ヨーロッパ公演ではソリストとしても演奏、「極めて繊細で澄んだ音で華麗な演奏」と各地で高い評価を得た。豊かな音量と、美しく伸びのある輝きをもった音色は、彼の大きな武器であるが、それにも増して、スケールの大きな音楽づくりは、聞き手を魅了させずにおかない。わが国のクラシック界を代表するヴァイオリニストとして、演奏活動のかたわら、国内や海外の国際コンクールの審査員を務め、また桐朋学園大学などで後進の指導にあたるなど精力的な活動を繰り広げている。
清水 和音 Kazune Shimizu (講師/ピアノ)
1960年11月、東京に生まれる。桐朋学園高校音楽科入学、17歳の時、第47回日本音楽コンクール第3位入賞。1980年にジュネーブ音楽院に留学し、ルイ・ヒルトブラン氏に師事した。1981年には弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクールピアノ部門で優勝、あわせてリサイタル賞を受賞し大きな話題となった。帰国後、1983年には第9回日本ショパン協会賞を受賞。同年プラハの春音楽祭にて、プラハ室内管弦楽団と共演する。翌1984年にも続けてチェコスロヴァキアに招待され、ブラティスラヴァ音楽祭のオープニングでスロヴァキア・フィルのソリストとして出演した。1986年には、ロジェストヴェンスキー指揮ロンドン交響楽団と共演した。デイリーテレグラフで、「技術的にも素晴らしく、作曲家の叙情味をそこなわない表現力も申し分ない」と評された。1990年にはオーストリア放送交響楽団と、1991年にはレニングラード・フィルの室内オーケストラと共演するなど、国内外で広く活躍している。 一方室内楽の分野でも共演者の信頼は厚く、数多くコンサートを行う。1998年にはベルリン・フィル八重奏団と共演し、高い評価を得ている。1995年秋から1997年夏の2年にわたり、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全32曲演奏会を行い、その意欲的な取り組みと演奏の完成度に新聞紙上で高く評価された。1999年には、リスト、ショパン、ラフマニノフといった超絶技巧を要するエチュードの名曲の数々でリサイタルを行った。同年パブロ・カザルスに捧げるチェロ連続リサイタルで藤原真理と共演した。2000年には河野克典と共演した。完璧なまでの高い技巧と美しい弱音、豊かな音楽性を兼ね備えたまさに次代を担うピアニストである。2000年8月、秋吉台国際芸術村自主企画事業「新世紀の協演」では、ピアノマスタークラスの講師をはじめ、コンサートでは自らが当ホールのイメージにあった選曲を行い、ドビュッシー、スクリャービン等の作品を演奏した。またプロコフィエフの「シンデレラ」ではダンスとのコラボレーション、合唱では女性アンサンブルJuriとの共演を行う等、実験性の高いプログラムにも積極的にご協力をいただいている。
上村 昇 (講師/チェロ)
京都市立芸術大学にて黒沼俊夫氏に師事。第46回日本音楽コンクール第1位。これまで第23回文化放送音楽賞、第2回京都市芸術新人賞、海外派遣コンクール松下賞、第1回京都府文化省新人賞、第5回飛騨古川音楽大賞、第3回ABC国際音楽賞、19回京都府文化賞功労賞など受賞。1979年京都、東京にてデビューリサイタルを開催。同年第6回カサド国際チェロコンクール(イタリア)で優勝した後、ジュネーヴにて巨匠ピエール・フルニエに師事するかたわら、ヨーロッパの諸都市で演奏活動を行う。この間ジュリアード音楽院のハーヴィー・シャピロ教授のマスタークラスに何度か参加し、薫陶を受ける。ノイマン指揮チェコフィルハーモニーをはじめ、内外多数のオーケストラから、ソリストとして招かれ共演する。各地でのソロリサイタルの他、室内楽の分野でもヨセフ・スーク(Vn)、ヤンパネンカ(Pf)、ペーター・シュミードル(Cl)、メロス管弦四重奏団、東京カルテットと共演するなど、多彩な演奏活動を行っている。バッハ無伴奏チェロ組曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、ブラームスのチェロソナタ、チェロ小品集「ノータイトル」などのCDがフォンテックよりリリースされている。現在、京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学客員教授として後進の指導にもあたっている。
四方恭子 (講師/ヴァイオリン)
神戸生まれ。東京芸術大学在学中に、第47回NHK毎日音楽コンクール入選。石井純、岩崎洋三、石井志都子、堀正文の各氏に師事。第15回民音室内楽コンクール第2位及び斉藤秀雄賞受賞。ドイツ国立フライブルク音楽大学に留学し、ヴォルフガング・マルシュナーに師事。師のアシスタントも務める。82年シュポア国際ヴァイオリンコンクール第1位。85年エリザベート国際コンクール入賞。90年よりケルン放送交響楽団第1コンサートマスターに就任し、現在に至る。これまでに同団とバルトーク・ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番他を録音、その他、フランクフルト放送交響楽団、ソフィア・フィルハーモニー、スロヴァキシュ・フィルハーモニー、NHK交響楽団、札幌交響楽団、京都市交響楽団等とソリストとして共演。リサイタル、室内楽演奏会でも様々なパートナーに恵まれ、97年ケルン・ムジークトリエンナーレではアンドレ・プレヴィンとピアノトリオを演奏。また、オホーツク紋別音楽祭、アフィニス文化財団主催オーケストラ・プレイヤーのための夏の音楽祭他に参加し、内外の優秀な音楽家達と共に、講習会、演奏会をおこなっている。98年1月には、既にCDにもなったイザイ・無伴奏ヴァイオリンソナタ全曲演奏会をあらたにケルンで行い絶賛を博す。2000年9月アートユニオンより”ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第1,3,5番”(ピアノ野平一郎)が発売される。
豊嶋泰嗣 (講師/ヴァイオリン,ヴィオラ)
桐朋学園で江藤俊哉、アンジェラの両氏に師事。桐朋学園在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者としてソリスト、室内楽、コンサートマスターとして演奏活動を始める。大学卒業と同時に弱冠22歳で新日本フィルのコンサートマスターに就任。88年にサントリーホールでデビュー・リサイタルを行う。その後、国内外のオーケストラと共演。 サイトウ・キネン・オーケストラ・ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ等でコンサートマスターを務め、指揮者、オーケストラからの信頼も厚い。一方では「ハレー・ストリング・クァルテット」を結成、ガザルスホールのレジデントクァルテットとして活動した。また、数多くの室内楽プロジェクトの中心的存在であり、サントリーホールのフェスティバルソロイスツのコ・ディレクター等努め、スターン、ヨーヨー・マ、ロストロポーヴィチ等世界的アーティストとの共演を重ねている。2000年3月には紀尾井ホールでリサイタル、10月からは2001年10月にかけてピアノの園田高弘とともに「ベートーヴェン ソナタリサイタル」3回シリーズを好演。益々意欲的に活動を展開している。現在、九州交響楽団と新日本フィルのコンサートマスターを兼任。CDはポニーキャニオンからソロを3枚リリース、室内楽のCDは、海外レーベルを含め多数発売されており好評を得ている。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。桐朋学園大学大学院講師。1719年製 アントニオ・ストラディバリウスを使用。
西田直文 (講師/コントラバス)
15歳よりコントラバスをはじめ、長汐寿治、江口朝彦各氏に師事。桐朋学園大学を卒業。これまでに、読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、その他のオーケストラと共演。カール・エンゲル、ダヴィッド・ゲリンガスらとシューベルディト・アンサンブルを組み、CDを録音する。札幌でのリサイタルにおいて札幌市民芸術大賞を受賞。又、桐朋学園、東京芸術大学で、後進の指導にあたっている。NHK交響楽団首席奏者。桐朋学園大学教授。
猿谷紀郎 (作曲)
1960年東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、ニューヨークのジュリアード音楽院作曲科に学ぶ。パーシケッティ、ヘンツェ、ナッセン各氏に師事。タングルウッド音楽祭(アメリカ)、アルスフェルド音楽祭(ドイツ)などの欧米の音楽祭に招待され、クーセヴィツキ音楽財団フェロウシップ賞(88年)、ミュンヘン・ビエンナーレ・BMWミュージックシアター賞(92年)などを受賞。92年<Fiber of the Breath(息の綾)>を発表、一躍その名を知られることとなった。以来、岩城宏之とオーケストラ・アンサンブル金沢、サントリー音楽財団、イシハラホール、ニューアーツ管弦四重奏団、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、国立劇場、北とぴあ国際音楽祭、東京混声合唱団、ロンドン・シンフォニエッタ、鎌倉芸術館、伶楽舎、ノルウェー・トロンハイム交響楽団、ニューヨークの「ミュージック・フロム・ジャパン」などから次々と委嘱を受け作品を発表している。93年第3回芥川作曲賞、第3回出光音楽賞を受賞。95年第43回尾高賞受賞。現在、大阪教育大学助教授。
中島 由紀 Yuki Nakajima (ピアノ)
桐朋学園大学を卒業後、1992年よりフランスへ留学。リヨン国立高等音楽院の第3課程においてピアノ科と室内楽科のディプロマを取得。1982年、PTNAヤングピアニスト・コンペティションF級、金なしの銀賞受賞。1990年、NHK新卒者オーディション合格。FMデビューリサイタル出演。同年、第2回宝塚ベガコンクールピアノ部門第1位。1997年9月、フランスのモーリス・ラヴェルアカデミーにて、最優秀ピアニスト賞受賞。1999年10月にはフランス・オーヴェルニュ室内オーケストラとモーツアルトのピアノコンチェルトを共演。2000年10月より東京芸術大学管楽器科伴奏員を務めつつ現在、日本を中心に幅広い演奏活動を行っている。
森田昌弘 (ヴァイオリン)
1972年北海道出身。4才よりヴァイオリンを始める。山下浩司、辰巳明子の各氏に師事。桐朋学園大学卒業後、1995年NHK交響楽団に入団。京都国際音楽フェスティヴァル、オホーツク紋別音楽祭等に参加。またストリングアンサンブル”VEGA”の結成以来のメンバーとしても活動中。
甲斐摩耶 (ヴァイオリン)
東京芸術大学音楽学部付属音楽高校、東京藝術大学を経て、2002年同大学院修了。東京に生まれ、すぐに渡独。1980年バイオリンを始める。1984年西ドイツ青少年音楽コンクールバイオリン部門(7歳まで)北ルール地方第1位入賞。日本に帰国。1988、1991年全日本学生音楽コンクール東京大会、それぞれ小学校と中学校の部で第3位入賞。1993年練馬文化センターにてリサイタル開催。霧島国際音楽祭では1994年にMBC賞、2000年にトヨタ自動車賞受賞。1994年日本音楽コンクール入選。1997年ABC新人コンサートオーディションに合格し同演奏会に出演。またスカラシップを得て米国コロラド州のアスペン音楽祭に参加。1999年読売新聞主催の新人演奏会に出演。第8回2000年シュポア国際ヴァイオリンコンクール第2位入賞。2001年旧奏楽堂にてリサイタル開催。これまでに、芸大フィルハーモニア、南西ドイツフィルハーモニー、トルコ国立チクロヴァ交響楽団、N響室内楽団、東京フィルハーモニック、東京都交響楽団と共演。また音楽祭にも多数出演する。これまでにOlga Sandor、鈴木共子、高橋孝子、水野佐知香、景山誠治、Gerhard Bosse、堀正文、Wolfgang Marschnerの各氏に師事。
林七奈 (ヴァイオリン)
4歳よりヴァイオリンを始める。京都市堀川高等学校音楽科(現京都音楽学校)を卒業。1997年、東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。大学主催「木曜コンサート」においてコンチェルトのソリストを務める。1997年、芸大室内定期(奏楽堂)にて弦楽四重奏で出演。第7回日本室内楽コンクールにおいて第3位入賞(ピアノとのデュオ)。2000年、2001年、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(オーケストラ)に優秀招待者として参加。シオン夏期国際アカデミー・IMK国際音楽セミナー(ドイツ・コブレンツ)にてディプロマコース修了。両セミナーにおいて優秀者演奏会に出演。ヴァイオリンを黒柳守鋼、久保田良作、橋本寿子、岡山潔、室内楽を植田克己、菅沼準二、安永徹、市野あゆみ、四方恭子各氏に師事。現在は東京に拠点を置きつつ、神戸市室内合奏団ヴァイオリン奏者としても活動している。
鈴木康浩 (ヴィオラ)
1976年生まれ。5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を経て桐朋学園大学を卒業する。卒業後、ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン高校の部第1位。1999年、2000年、宮崎国際室内楽音楽祭参加。サイトウキネンフェスティバル参加。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第2回淡路島しずかホールヴィオラコンクール第2位。第12回宝塚ヴェガ音楽コンクール弦楽部門第1位。市野あゆみ氏と安永徹氏による「ふれあいコンサート」、朝枝信彦氏と藤森亮一氏との三重奏、サイトウキネンオーケストラなど、室内楽やオーケストラで多方面にて活動中。これまでにヴァイオリンを辰巳明子氏、ヴィオラを岡田伸夫氏、室内楽を原田幸一郎氏に師事。
松田理奈 (秋吉台音楽アカデミー賞受賞者/ヴァイオリン)
1985年9月横浜に生まれる。3歳よりヴァイオリンを始め、第7回日本クラシック音楽コンクール小学校の部全国大会第1位。第52回全日本学生音楽コンクール中学校の部大阪大会第1位。第10回日本モーツァルト音楽コンクール最年少(15歳)第1位。第71回日本音楽コンクール第3位。2002年トッパンホール主催デビューコンサートシリーズにてソロコンサートを行う。秋吉台音楽アカデミーにて秋吉台音楽アカデミー賞を受賞。BS日テレ「ブラボー!クラシック」の注目新人ソリスト紹介コーナーに出演。これまでにヤナーチェクフィルハーモニー室内管弦楽団、大阪センチュリー管弦楽団と共演。現在、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校3年在学中。これまでに、田中みちる、田中裕、村上直子、小栗まち絵、若林暢、現在、堀正文の各氏に師事。
- 主催:財団法人山口県文化振興財団 秋吉台国際芸術村
- 協力:ヤマハ株式会社、山口日独協会、株式会社サビエル・カンパーナ ガレリア
- 後援:山口県、山口県教育委員会、秋芳町、秋芳町教育委員会、美東町、美東町教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会