フランシス・デニス創作作品展鑑賞プログラム
秋吉台レジデンス事業Trans_2001-2002滞在アーティスト、フランシス・デニス(ベルギー、美術作家)の創作作品展を開催いたします。
会期 | 2001年12月14日(金)~26日(水)13:00~18:00 [16日と23日はホール内の作品は非公開] |
会場 | 芸術村内各所 |
フランシス・デニスは1964年5月21日ベルギーのデンデアホーテンに生まれブリュッセル自由大学で美術史と考古学を、そしてアントワープ高等美術学校などで美術を学びました。現在までベルギー国内を中心に活動しており、今回の芸術村での展示は日本国内で初の個展となります。 フランシス・デニスは、近年、段ボールにオレンジ色のビニールテープを貼ってMOD(モッド)と呼ばれる「箱」をつくり、空間との関わりを意識して様々にインスタレーションする作品を集中的に制作していますが、今回は、彼が滞在中に制作した同シリーズの最新作を芸術村内の各所に展示します。 彼の作品の多くには言葉遊びや物語を想起させるような、ユーモアのあるタイトルが付けられていますが、今回展示される作品にもそういったタイトルが付けられています。
「僕の作品はその物質的な存在以上に、タイトルや形、色彩 、空間的配置から受け取られる、文学的、美術史的、空間的レフェランス(参照対象)が重要な意味を持っているんだ。」
こう語る彼の「箱」は、それを取り巻く様々な環境を静かに受け容れる容器として存在していると言えるでしょう。
関連企画
オープニング・パフォーマンス
日時:2001年12月15日(土)15:00~
会場:秋吉台国際芸術村内パフォーマンスステージ
※パフォーマンス終了後、16:00より芸術村内ギャラリーにて交流会を開催いたします。
どうぞお気軽にご参加下さい。
- 主催 秋吉台レジデンス事業実行委員会、(財)山口県文化振興財団 秋吉台国際芸術村
- 助成 芸術文化振興基金
- 後援 山口県、山口県教育委員会、秋芳町、秋芳町教育委員会