レジデンス・サポート・プログラム「trans_2013-2014」募集要項アーティスト・イン・レジデンス
募集は締め切りました。
transとは、越える、横切る、通過する、交差/交換する、変換/転換するなどの意味を持つ接頭語です。
レジデンス・サポート・プログラムは、アーティストたちにとってその後の活動のための実験の場であり、新しい体験の場となります。作家たちは滞在する場所の文化、環境、そしてそこに生活する人々からアイデアを受け取り、創作活動を通じて新しい発想や視点を地域にもたらします。私たちは、秋吉台国際芸術村レジデンス事業が、様々な思想や文化の枠を越え、人々が行き交い、ふれ合う場となることを期待します。また、アーティストには意欲的に様々なプロジェクトに取り組むことが望まれ、創作活動とともに、その成果発表やアウトリーチなど地域交流プログラムを積極的に行っていただきます。
レジデンス実施期間
2014年 1月19日(日)- 3月14日(金)[55日間]
プログラムの日程
1月19日 | プログラム初日 |
1月20日 | オリエンテーション |
2月8日 | オープンスタジオ |
3月1日 | オープニング・レセプション |
3月1日~9日 | 作品発表 |
3月14日 | プログラム最終日 |
募集対象・人数
- 40歳以下の若手アーティスト3名(日本人1名、外国人2名)
- 芸術村の指定するテーマに沿った制作意思を有する者。
- グループ応募の場合は1組2名まで。
応募条件
- 選定された場合、指定の実施期間中、芸術村に滞在すること。
- 滞在期間中の公式プログラム(オープンスタジオ、作品発表、レセプション)に参加し、新作の制作に取り組むこと。
- トーク、レクチャー、アウトリーチなどの地域交流プログラムに必ず参加すること。
- 制作風景や作品展示、ワークショップ時の記録写真などを、秋吉台国際芸術村に提供すること。
- 地域の学校で教育プログラムを英語または日本語で実施すること。
- 制作および生活を自立して遂行すること。
- 外国人アーティストの場合、滞在終了後、1年以内に日本国外で滞在の成果を発表(トーク、執筆、展覧会など)すること。
支援内容
- 居住地と芸術村間の往復旅費。(原則として国際線、国内線エコノミークラス、および、新幹線チケットを現物支給)
- 宿泊施設(芸術村付属の滞在施設の個室(バス・トイレ付)を無償提供)
- スタジオ(スタジオの割当は芸術村で決定します。場合によっては他のアーティストとシェアになります。)
- 制作費=20万円
- 日当=¥2,800 × 滞在日数
著作権・広報
- 滞在中に制作した作品の著作権はアーティストに帰属します。
- 制作風景や作品展示、ワークショップ時の記録写真などは、秋吉台国際芸術村に帰属します。
- スタッフおよび委託業者による写真や映像の撮影、マスコミ各社からの取材には、協力をお願いします。
- 成果物の借用または寄贈の同意を求める場合がありますが、希望しない場合はアーティストは拒否することができます。
注意事項
- 作品の展示および撤収は、原則としてアーティスト自身が行います。
- 作品の梱包や輸送が必要な場合は、その作業及び費用はアーティスト負担となります。
- 家族および共同制作者の同伴はできません。
- アーティストの親族や友人等が芸術村に訪問滞在する場合には、宿泊費1泊3,000円〜負担いただきます(部屋によって異なります。)
- 滞在中の食事は、宿泊棟のキッチンで自炊となります。
- 日本と租税条約を締結していない国から招聘された場合、制作費、日当それぞれの支給額から20%の所得税を徴収します。
応募方法
- 応募用紙は、芸術村ウェブサイトからダウンロードできます。
応募用紙(word)応募用紙(PDF) - 以下の資料とともに応募してください。
- 顔写真(縦 4 cm x 横 3 cm)をつけた応募用紙(全3ページ)をプリントしたもの。
- A4サイズ、または、レターサイズの用紙にカラープリントしたポートフォリオ(10点まで)。
- ビデオ作品の場合は、5分以内に編集したもの(mov,m4v,または, mp4、それぞれ50MBまで)。
- カタログ、新聞や雑誌の批評記事があれば、それらの記事をカラープリントしたもの(3点まで)。
- 応募用紙、ポートフォリオ、ビデオ、批評記事を所定の形式で保存したDVD、または、CD-R。
※電子メールやFAXによる応募は受付いたしませんのでご了承ください。
※応募いただいた内容は、秋吉台国際芸術村レジデンス事業以外の目的には使用いたしません。
応募締切
2013年7月31日(水)[必着]
※応募用紙、資料に不備のある場合は、応募を受付けません。
決定時期
2013年10月上旬
結果は全応募者にお知らせいたします。
応募・問い合わせ先
秋吉台国際芸術村 企画管理課
レジデンス事業担当者
〒754−0511 山口県美祢市秋芳町秋吉50
TEL:0837-63-0020 / FAX:0837-63-0021
主催・共催
主催 公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
後援 山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会
よくある質問
コンテンポラリーダンサー振付師の応募は可能?
はい。全ての芸術家が応募可能です。(パフォーマー・音楽家・振付師・その他のどんな分野でも)
「土地の魅力」についてのガイドラインが記載されてないが、芸術家の解釈に任せるのか?日本の地理、環境問題もしくは自然について言及すれば良いのか?
はい。テーマは芸術家の解釈にお任せします。
地域について、もしくは、芸術村での過去のレジデンス活動内容についての理解を深めたい場合は、以下のリンクを参考にしてください。
-美祢市観光サイトhttps://karusuto.com/
-山口県 https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/
グループでの応募をしたいと考えています。一人は外国籍、もう一人は日本国籍です。私たちは、外国人グループとして、応募することができますか?
外国籍と日本国籍で構成されるグループの場合、秋吉台国際芸術村はグループのリーダーの国籍に基づいて出願書を読んでいきます。グループの内のどちらがリーダーかを明示してください。
グループのリーダーが応募書類を記入することが期待されていると思いますが、提出するポートフォリオ(参考作品)は、リーダーの作品であるべきですか?それともグループのメンバーとの共同作品であるべきですか?
ポートフォリオ(参考作品)は、グループでの共同作品をしっかりと表すものであるべきです。しかしながら、個別にも活動をしていたり、共同での制作活動が十分になかったりする場合は、各自のポートフォリオを提出し、どちらのメンバーがどの作品を制作したのか明記してください。ただし、その場合でも、提出するポートフォリオ(参考作品)は10点までとなります。
グループで応募する際の応募書類について、グループのもう一人のメンバーも明記するべきですか?そのメンバーの個人の履歴書や参考作品も応募書類に含めるべきですか?
グループで応募する場合は、それぞれに出願書類(1ページ目)を記入し、それぞれの出願書類(1ページ目)を同封してください。提案プランは、グループで1つ送ってください。
来年の1月に41歳になりますが、応募は可能ですか?
今回の公募は、1973年4月1日以後に生まれた人が対象です。
備考
2名のグループで応募する場合は、以下の点も覚えておいてください。
-制作費は、グループで20万円です。
-グループには宿泊室1室とスタジオ1室が提供されます。
-グループのそれぞれのメンバーが日当を個別に受け取ります。
(一人ずつに、¥2,800 x 滞在日数が提供されます。)