フェローシップ・プログラム2019アーティスト・イン・レジデンス
秋吉台国際芸術村アーティスト・イン・レジデンス フェローシップ・プログラム2019
滞在アーティスト
キルスティン・ホム Kirstyn Hom(アメリカ/パフォーマンス、多分野横断型)
滞在期間:6月7日(金)~7月7日(日)
彫刻、サイトスペシフィックパフォーマンス、サウンド、記録映像の分野で活動する学際的なアーティスト。儚さについて考えるためテキスタイルを用い、破壊、変容、自己同一性といったテーマを探求する媒体として身体を使用する。以前はサンフランシスコを拠点に活動していたが、現在サンディエゴのカリフォルニア大学にてファインアート修士号を取得中。
ヨウ・ルー・チン Yow Ruu Chen(台湾/パフォーマンス)
滞在期間:7月14日(日)~7月25日(木)・
11月4日(月)〜11月17日(日)
台北を拠点とするアーティスト、演劇監督、パフォーマー。彼女の作品はクリエイティブな戦略として音、ビデオ、インスタレーション、ライブパフォーマンスを用いて地域環境を統合する。それぞれのパフォーマンス作品では、テーマを発展させるために外形と音を織り交ぜて使うことを好む。2015年1月、台湾で自身の劇団「Her Lab Space」を立ち上げ、人物と音との関係性に焦点を当て、環境を疑い再想像することを試みている。台北国立芸術大学で演技の修士号を取得。
ステュアート・グリーンバウム Stuart Greenbaum(オーストラリア/作曲)
滞在期間:8月24日(土)~9月13日(金)
旅としての時間に音楽を聴く。こうすることでしばしば、故郷地球の遠方からの眺めを喚起し、宇宙の中での居場所を深く考える。比喩として、地球上の遠く見捨てられた場所に引き寄せられる。これらの旅は究極的には自己同一性に対する疑問に動機付けられている。私たちは何者か、どこから来たのか、なぜ未知のものを追い求めるのか、現代の生活をどう考えるのか。満足と慰めを求める彼の音楽は現代生活の規則性とは違った雰囲気を呼び起こすことを目的としている。
ラディナ・ストイメノヴァ Radina Stoimenova(フランス/パフォーマンス、ドローイング)
滞在期間:8月24日(土)~9月17日(火)
パフォーマンス、素描、都市への介入といった分野で活動する。彼女のプロジェクトは、芸術と地理学や社会学上のリサーチの中間に存在している。作品は、見捨てられた空間、過渡期の空間、或いは取るに足らない空間と接続され、短命であったとしても、それらに目的を取り戻す意志を示している。作品はまた、日常生活の物語であり、彼女が出会う物体や空間の記憶でもある。
https://www.radinastoimenova.com/
イザベラ・マザンティ Isabella Mazzanti(イタリア/ビジュアルアート)
滞在期間:8月24日(土)~9月24日(火)
イタリアとポーランドの混血で、イラストを中心に活動するビジュアルアーティスト。主に、伝統的なメディアを使って創作している。それは意識の流れとして、創作過程に深くのめり込むことができるからである。色の明るさより、グレートーンの捉え難さを好む。彼女は作品に物語と感情を吹き込み、隠れた個人的な感覚をイラストに与える。
https://www.behance.net/isabancewicz
イーシン・スー Yu Hsin Su(台湾/ビジュアルアート)
滞在期間:8月29日(木)~9月11日(水)
ビデオエッセイで惑星規模の政治生態学、拡張映画の実践に内在する政治と詩を探求するアーティスト。彼女の研究はデジタルと画像が飽和する世界における一時性とインターネットの新しい物質性に焦点を当てている。
ミンギョン・チェ Min-kyung Choi(韓国/映像、インスタレーション)
滞在期間:11月4日(月)~12月4日(水)
彼女の作品はイメージ間のギャップ、すなわち欲望と現実との隔たりによって動機付けられている。これらのイメージは視覚的作品であるだけでなく、個人の願望や自己同一性を定義する精神的な作品でもある。女性の視点からマスメディア文化の再目的化、パフォーマンスとデジタル技術の形態の実験を通して表現に関する諸問題を探求している。作品を通して、支配的文化によって見落とされがちな欲望とその対象の複雑さに焦点を当てることを試みる。
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主催:公益財団法人山口きらめき財団秋吉台国際芸術村
後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口県文化連盟
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