秋吉台国際芸術村

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PROGRAMS主催事業

ポスコン?SHOW!

ポスコン?SHOW!

展覧会:2006.1.28 - 2006.1.29

ポストカードで作る、みんなの展覧会。きみの「伝えたい」をヒョウゲンしてみよう!

展覧会:(芸術村2Fギャラリー)2006年1月28日~2006年1月29日

今回は、県内外から372名の参加があり、419点の作品の応募がありました。

ポスコン審査員

前田 淳子(山口県立美術館学芸員)
原井 輝明(美術家 2001年度レジデンスアーティスト)
亀重 一秀 (秋吉台国際芸術村村長)

受賞作品一覧

ポスコン賞
「つたえたい」気持ちがあふれてる!

神杉諒太くんと周南市立大道理小学校2年生のおともだち

カルスト賞
アイデアやテクニックがスゴイ!

どうくつ賞
芸術的可能性が未知数!

スーパーヤング・アーティスト賞
2歳から5歳の超ヤングアーティスト達!

村長賞
インパクトが卓越してる

ポスコン?SHOW!を終えて

みんなで作る展覧会「ポスコン?SHOW!」にご来場いただきありがとうございます。
2006年最初のあーと・ルームは、コンテストにご応募してくださった皆さんの小さな作品達を一同に展示して、みんなでつくる展覧会といたしました。
はじめは、年が明け最初に届いた作品は千葉県からのものでした。ぽつり、ぽつりと集まりはじめたものの、この大きなギャラリーが埋められるのか心配でしたが、最後には419枚ものポストカードが届きました。
「ポスコン?」のために制作してくださった作品もあれば、授業で作ったカード、年賀状やクリスマスカード、ラブレター?や卒業前のメッセージ、好きなものや、好きな人、好きな言葉などを思い思いにかいてくれました。
 

審査員より

とても楽しい審査でした。ポストカード大という限られた大きさでこんなに色々な表現があって、こんなに色々な「伝えたいこと」がこめられているのですから。
ポスコン賞に選ばれた大道理小学校の生徒さんたちの作品はどの部分にどんな質感の材料を使うかという点も良く工夫されていました。そして何よりも新入生を心から歓迎する気持ちが、絵や言葉からとても良く伝わってきました。このポストカードを受け取った新入生たちがワクワクして入学を楽しみに待つ様子が目に浮かぶようです。 (前田 淳子)

想像を超える多数の応募作品の中から数点の賞を選ぶのに大変苦労いたしました。結局、ハガキという形体のため、送る人と受け取る人という関係の中で、私個人がもらって嬉しい作品を意識して選ばせていただきました。プリンターを使った作品は、手軽さだけで使われると、手を抜いたように思えてありがたさにかけてしまうので、自身が送るときも注意が必要だと思わされました。賞にはなりませんでしたが、「シートン動物記」を絵にした、ネコがリスを育てる場面の絵は、多文化との共生が望まれる昨今、象徴的で、とても印象に残りました。(原井 輝明)

いずれ劣らぬ力作揃いで選定に苦労しましたが、「伝えたい」という想いが十分感じられました。パソコン主流の時代にあっても、個性的な手書きの手作り作品が感動を呼びます。(亀井 一秀)