ピクニック・デ・ダンスワークショップ
芸術村あーと・ルーム 12月 あきよしさんぽ #2
ピクニック・デ・ダンス
オーストリアからやってきた、二人のアーティストによるダンスワークショップ。このワークショップで撮影したビデオは、編集後オーストリアで、彼らのパフォーマンスとともに上演されます。
ウィーンを拠点に活動するダンスパフォーマンスユニット「マツネ&スバル」の松根みちかずさんとダーヴィット・スバルさんと、一緒にダンスビデオの撮影をするワークショップを行いました。ダンスといっても、歩いたり、走ったり、転がったり。日常の行動とかけ離れたものではありません。ただ、ビデオに撮られる、つまりビデオカメラの特性を識って、写るところと写らないところ、写り方などを意識して、どのように自分の身体をコントロールするかを考えるワークショップでした。ワークショップのイントロダクションでは、厚紙でつくったフレーム(枠)を持って、別のひとの「動き」を切 り取ってみたり、画面では四角形なのに写ってる範囲の床の形は台形であることを発見したり、大雪が降って大変でしたが、とても楽しく充実した2日間でした。今回撮影した映像の一部は、「マツネ&スバル」によって秋吉台の風景などとともに編集され、3月にウィーンのダンスフェスティバルで発表されるそうです。
インフォメーション
日時 | 2005年12月17日(土)、18日(日) 10:00~15:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村研修室2、アンフィ・シアター ほか |
料金 | 1,500円 ※2日間、昼食、保険、資料費等 |
対象 | 子ども(5歳~中学生) ※幼児・児童は必ず保護者同伴のこと。 ※汚れても良い動きやすい服装で来て下さい。 ※昼食は、こちらで用意します。アレルギーをお持ちの方は事前にご連絡ください。 |
講師プロフィール
Michikazu Matsune&David Subal
2004年よりコラボレーションを開始
ビジュアルアートと、パフォーミングアートを取り入れた作品を制作している。これまでに、“untitled, 2004”と“Store”を発表。2005年には“one hour standing for”を制作してきた。12月より京都のアーティスト・イン・レジデンスにて滞在制作を行う。2006年3月には、ウィーン・タンツクオーターで舞台新作を発表する予定である。
松根みちかず Michikazu Matsune
1973年、神戸生まれ。ウィーン在住。
1992年-1993年デンマークのシュタイナーカレッジで芸術史を、93-97年にはスウェーデンでオイリュートミーを学ぶ。1997年からコンテンポラリーダンサーとしての活動を始める。これまでにサスキア・ホルブリング、フィリップ・ギーマッハー、エリオ・ジャパーシ、セバスチャン・ブランテル、ヴィルピ・パウキネンなどの振付家たちとの製作を行ってきた。
近年では、2004年12月、京都トランクルームにてサスキア・ホルブリング、ハインツ・ディッチとの滞在製作。2004年12月、京都のギャラリー・ブリンツで写真展「michikazu matsune photo exibition」を開催。
ダービッド・スバル David Subal
1973年、ウィーン出身。
1993年、ウィーン芸大の彫刻家中退。
1996年、ウィーン・コンサヴァトリーのダンスとダンス教育科中退。
1992年からダンサー、パフォーマーとして、タンツシアターホモンクルス、サスキア・ホルブリング、サイモン・フレアソン、マチーネ・ピサニ、ローラン・ピショウ、フィリップ・ギーマッハーと製作する。ステージデザインやインスタレーションも手がけている。
- 主催 秋吉台国際芸術村
- 後援 山口県、山口県教育委員会、秋芳町、秋芳町教育委員会、美東町、美東町教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会
- 協力 日本オーストリア大使館、京都shin-biギャラリー