レジデンス・サポート “trans_2012-2013”

transとは、越える、横切る、通過する、交差／交換する、変換／転換するなどの意味を持つ接頭語です。
レジデンス・サポート・プログラムは、アーティストたちにとってその後の活動のための実験の場であり、新しい体験の場となります。作家たちは滞在する場所の文化、環境、そしてそこに生活する人々からアイデアを受け取り、創作活動を通じて新しい発想や視点を地域にもたらします。
私たちは、秋吉台国際芸術村レジデンス事業が、様々な思想や文化の枠を超え、人々が行き交い、ふれ合う場となることを期待します。また、アーティストには意欲的に様々なプロジェクトに取り組むことが望まれ、創作活動とともに、その成果発表やアウトリーチなど地域交流プログラムを積極的に行っていただきます。

秋吉台国際芸術村では1998年の開村以来、国内外の芸術家の滞在制作、研究活動、地域交流を様々な形で支援しています。
14年目を迎える今年のサポート・プログラムでは、8組9名のアーティストが公募や海外関係機関の推薦によって来村し、50日間にわたり同時に滞在します。

関連イベント

アーティストの選出について

公募選出
61ヵ国から423件の応募があり、選考委員会による厳正な選考によって、4組5名のアーティストを選出。
推薦
下記海外協定機関より、それぞれ1名の推薦をうける。
台北國際藝術村（台湾）
フィリピン大学ホルヘ・B・ヴァルガス美術館＆フィリピーニャ・リサーチ・センター（フィリピン）
レジデンシー・アンリミテッド（アメリカ）
キョンギ・クリエーション・センター（韓国）

平成24年度　文化庁　文化芸術の海外発信拠点形成事業
【主催】公益財団法人山口きらめき財団　秋吉台国際芸術村
【後援】山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、台北駐福岡經濟文化辧事處、在福岡米国領事館、駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院、ドイツ連邦共和国総領事館、ベルギー王国大使館
【協定機関】台北國際藝術村、フィリピン大学ホルヘ・B・ヴァルガス美術館＆フィリピーニャ・リサーチ・センター、レジデンシー・アンリミテッド、キョンギ・クリエーション・センター

参加アーティスト

刊行物