秋吉台国際芸術村

秋吉台国際芸術村

EVENTイベント情報

2000年度日本-韓国 秋吉台プロジェクト2000→2001 「ブリッジ/Bridge」その他

日韓共同プロジェクト「ブリッジ」(演劇の創作・公演)

このプロジェクトは、日本(山口)と韓国で演劇を中心に、身体表現、音楽などの分野で精力的な活動を行っている若手の人材を対象に、秋吉台国際芸術村において、その創造的空間を舞台に、日本と韓国のあらゆる枠をこえた演劇作品を1年かけて共同制作をするものです。
そのプロセスは言葉を越え、様々な衝突を繰り返しながらも相互理解が生まれ、互いに影響を及ぼし合いながら、新たなる時代に向けた真の文化交流の創造を促します。地方から中心、そしてアジアへとネットワークの拡大を模索する実験的なプログラムです。

前年度に実施した韓国との演劇プログラムの発展的展開を試みるため、県内若手演劇人と韓国の若手演劇人により、共通のテーマ(例:シェークスピア等)のもと、それぞれ演出家、翻訳家、音楽家、舞台監督等の人選等から創作までを行い、二国の作品に接点「ブリッジ」を見い出しながら、最終的に一つの作品として創作・発表を行いました。

ブリッジのあり方

タイトル「ブリッジ」とは、接点、橋渡し、パイプという考え方です。
私たちは次のようなブリッジが見出されることを期待しています。

日本(山口)⇔韓国
日本(山口)の演劇⇔韓国の演劇
山口(地方)の演劇⇔中央の演劇
演劇団⇔演劇団
演劇人⇔演劇人
秋吉台国際芸術村⇔山口県内の演劇人及び演劇団体
秋吉台国際芸術村⇔韓国
舞台⇔観衆

2000年4月24日
出会い

秋吉台プロジェクト2000-20001の立ち上げ、両国において選抜したメインスタッフが芸術村に集い、プログラムの方向性を語り合う。

2000年7月1日
協 議

最初の出会いから2ヶ月。台本、方向性等、再確認が行われる。特に、言葉の壁は、大きなテーマとして、夜遅くまで協議が行われた。

日本スタッフ2次募集

プロジェクトは、賛同を得た者全員でつくりあげていくことをスタンスにしている。3月の公演に向けてスタッフを募集した。

ワークショップの開催
8/26・27 身体ワークショップ:講師 室野井洋子
10/14・15 発声ワークショップ:講師 石塚 雄康

プロジェクトの参加者を対象に、演劇に必要な基礎的な身体及び発声に関するワークショップを開催した。

12/1・2 日韓交流祭の開催

日本-韓国 交流祭 「韓国と遊ぼう!」 イベントページ

12月 共通台本

両国メインスタッフによる協議が重ねられ、共通台本が出来上がる。キャスティング選考が行われ、本格的な稽古が始まった。

2001年3月14日 共通制作

韓国スタッフが芸術村へ入村。日韓共同作品公演に向けて共同制作・稽古がはじまった。

2001年3月24日・25日 
日韓合同作品公演

シェイクスピア「夏の世の夢」を共通テーマとした合同作品公演。

日時2001年3月24日(土)・25日(日)
18:00 開場 / 18:30 開演
会場秋吉台国際芸術村 アンフィシアター(野外劇場)
チケット全席自由
大   人:前売り1,500円 当日2,000円
高校生以下:前売り 800円 当日1,000円
チケット取り扱い秋吉台国際芸術村、ローソンチケット、やまぐち文化発信ショップMARU NAXEVA
  • 主催:財団法人山口文化振興財団秋吉台国際芸術村 日本-韓国秋吉台プロジェクト2000-2001「ブリッジ/Bridge」実行委員会
  • 助成:財団法人地域創造「地域の芸術環境づくり支援事業」、財団法人日韓文化交流基金
  • 後援:山口県 山口県教育委員会 秋芳町 秋芳町教育委員会