秋吉台国際芸術村

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EVENTイベント情報

コンサート
「プラテーロとわたし」鑑賞プログラム

「プラテーロとわたし」シリーズ企画 第2弾

スペインを代表する詩人フアン・ラモン・ヒメネスによる138編の散文詩「プラテーロとわたし」。イタリアの作曲家、カステルヌオーヴォ=テデスコはその中から28編を選びギターと朗読のための作品をつくりました。美しく、優しく、時に強く語りかけるこの作品を、大萩康司のギターと波多野睦美の日本語訳と朗読、歌で全曲演奏します。山本容子による着彩銅版画「プラテーロとわたし」全28点の展示とともにお楽しみ下さい。

インフォメーション

日時2021年10月24日(日)
開場12:30 開演14:00
*13:00より銅版画作家 山本容子によるプレトークあり
会場秋吉台国際芸術村コンサートホール
料金一般3,000円
ユース(25歳以下)1,000円
~秋吉台フレンズネット会員は2割引
※秋吉台フレンズネットへの入会を希望される方は、こちらのコンタクトフォームからお申し込みください。後日、専用振込用紙を送付いたします。(年会費1,000円)
※未就学児のご入場はできません(満1歳以上の未就学児対象に無料託児を実施します。希望される方は10/8(金)までにお申し込みください)。
※車いす貸し出しあり(前日までにお申し込みください)。
出演大萩 康司(ギター)、波多野 睦美(メゾソプラノ、朗読)、山本容子(銅版画、トーク)
チラシPDF
主催等主催:公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
後援:山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口県文化連盟、在高松スペイン国名誉領事館
文化庁ARTS for the future!補助対象事業

チケット情報

8月6日(金)10:00~ 予約受付開始

プレイガイド
秋吉台国際芸術村 TEL:0837-63-0020
チケットは芸術村にて予約のみの取り扱いです。電話または下記申し込みフォームによりお申込みください。

なお、予約申込みにあたっては、『感染症拡大防止対策について』をご一読いただき、内容についてご理解いただいた上でお申込みください。

受付は終了いたしました。

プログラム

曲目:マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:プラテーロとわたし 全曲(訳詩:波多野睦美)
展示:山本容子銅版画作品「プラテーロとわたし」全28点

山本容子によるプレトークのご案内

コンサート上演前(13:00~)に、CD「プラテーロとわたし」のアートワークを手掛けた銅版画家 山本容子によるプレトークを行います。ぜひこの機会にご参加ください。山本容子さんの銅版画原画作品全28点は、コンサート会場でご覧いただけます。

出演

大萩 康司 Yasuji Ohagi ギター

高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。ハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。
これまでにNHK「トップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「ららら♪クラシック」やMBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等メディアへの出演多数。
近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。また、モスクワ、コロンビア、キューバ等海外の国際フェスティバルにも招かれ、2019年9月には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。
これまでに18枚のCDおよび2枚のDVDをリリース。新作はカステルヌオヴォ=テデスコの傑作「プラテーロとわたし」の波多野睦美との全28曲録音、及びチェリスト宮田大とのデュオCD「Travelogue」。2020年には、演奏活動20周年を迎えた。第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学、大阪音楽大学各客員教授。

波多野 睦美 Mutsumi Hatano 日本詩訳、メゾソプラノ、朗読

英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。シェイクスピア時代のイギリスのリュートソングでデビュー。以来レパートリー、活躍の場を広げ、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」などの宗教作品、オラトリオのソリストとして寺神戸亮、鈴木雅明、C.ホグウッド指揮他の多くのバロックオーケストラと共演。オペラではモンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」皇后オッターヴィア、パーセル「ダイドーとエネアス」女王ダイドー、モーツァルト「イドメネオ」王子イダマンテなどを演じ、深い表現力で注目される。
現代の音楽では、作曲家から厚い信頼を得て、間宮芳生作品のアメリカでの世界初演、オペラ「ポポイ」、サイトウキネン武満徹メモリアル、水戸芸術館「高橋悠治の肖像」、サントリーホール「作曲家の個展2013権代敦彦」、サマーフェスティヴァル2016「ジャック・ボディ/死と欲望の歌とダンス」他に出演。
「歌曲の変容」と題したシリーズを2005年から王子ホールで続け、古楽から現代にいたる独自の歌曲プログラムビルディングを見せる。
放送では「NHKニューイヤーオペラコンサート」「名曲アルバム」「BSクラシック倶楽部」「日本の叙情歌」「らららクラシック」「題名のない音楽会」「おんがく交差点」等に出演。
古楽器との共演による「イタリア歌曲集」「悲しみよとどまれ」(レコード芸術特選盤)など数多くの名盤の他、高橋悠治(作曲/ピアノ)とのソングブック「ねむれない夜」、シューベルト「冬の旅」、栃尾克樹とのトリオによる「風ぐるま」、大萩康司(G)との「コーリング・ユー」、「プラテーロとわたし」(朗読/歌)など、CD作品多数。詩画集「プラテーロとわたし」(絵:山本容子)発表。

山本容子 Yoko Yamamoto 銅版画

銅版画家。1952年埼玉県生まれ、大阪育ち。京都市立芸術大学西洋画専攻科修了。1978年日本現代版画大賞展西武賞、1980年京都市芸術新人賞、1983年韓国国際版画ビエンナーレ優秀賞、1992年『Lの贈り物』(集英社)で講談社出版文化賞ブックデザイン賞、2007年京都府文化賞功労賞、2011年京都美術文化賞受賞、2013年平成25年度京都市文化功労者。
都会的で軽快洒脱な色彩で、独自の銅版画の世界を確立。絵画に音楽や詩を融合させるジャンルを超えたコラボレーションを展開。数多くの書籍の装幀、挿画をてがける。「山本容子の美術遊園地」展は全国10カ所の美術館を巡回。2007年に鉄道博物館のステンドグラス、2008年に東京メトロ副都心線の「新宿三丁目」駅のステンドグラスとモザイク壁画を制作。2009年『山本容子の姫君たち himegimi@heian』(講談社)に収録された掛け軸全24点と小版画全5点で構成された個展が、イタリアのボローニャのギャラリーAgenzia04で開催。2009年から2010年に「不思議の国の少女たち 山本容子のワンダーランド」展が、ふくやま美術館と埼玉県立近代美術館で開催され話題を呼んだ。
2005年から現在にいたるまで、新たなライフワークのひとつとしてホスピタル・アートに取りくんでいる。絵の持つ癒しの力で患者をはじめ、医師や看護師たちが心穏やかに過ごせるよう、医療現場で壁画制作の創作にも活動の場を広げている。
公式HP:山本容子美術館 LUCAS MUSEUM https://www.lucasmuseum.net

  • 山本容子 銅版画原画展「プラテーロとわたし」のご案内
  • 会期 10月25日(月)~31日(日)9:00~17:00
  • 会場 秋吉台国際芸術村 コンサートホール
  • 入場無料、申込不要

食べる「プラテーロとわたし」

コンサート当日限定のスペシャルランチ

作品の舞台であるスペインの食材、そしてロバのプラテーロが好きなオレンジや無花果を使った特別ランチメニューをご用意します。
詳細は近日公開!

シリーズ企画「プラテーロとわたし」 その他のイベント

トークイベント「フアン・ラモン・ヒメネスの詩の源泉:モゲール村と日本詩歌」
  • 日時 2021年10月3日(日)14:00~15:30
  • 会場 秋吉台国際芸術村 研修室2
  • 料金 参加無料/要事前予約
  • 定員 40人程度、小学生以上
  • スピーカー 田澤 佳子(比較文学/関西大学講師)
  • 詳細はこちら
山本容子 銅版画原画展「プラテーロとわたし」
  • 会期 2021年10月25日(月)~31日(日) 9:00~17:00
  • 会場 秋吉台国際芸術村 コンサートホール
  • 料金 入場無料
  • 展示作品 山本容子による銅版画「プラテーロとわたし」原画 全28点
  • 詳細はこちら