秋吉台の響きコンサート2014鑑賞プログラム
トップアーティストが今年も秋吉台国際芸術村へ
文屋充徳(コントラバス)、漆原啓子(ヴァイオリン)、川田知子(ヴァイオリン)須田祥子(ヴィオラ)、金木博幸(チェロ)、関原弘二(チェロ)、藤井洋子(クラリネット)、鈴木慎崇(ピアノ)、林 典子(ピアノ)
〈同時開催〉
第2回 秋吉台音楽コンクール山口県知事賞(最優秀賞) 受賞記念披露演奏
所村映李(ホルン)
ぜひ、芸術村までお越しください。
インフォメーション
日程 | 2014年4月26日(土) 開場14:30 開演15:00 |
会場 | 秋吉台国際芸術村コンサートホール |
料金 | 一般:2,500円 大学生以下1,000円 会員:2,000円 大学生以下800円 (当日券は共に500円増し) |
プログラム
モーツァルト:弦楽四重奏曲『狩』第1楽章
モーツァルト:クラリネット五重奏曲第1楽章
モーツァルト:ホルン協奏曲第4番第2楽章・第4楽章
ブラームス:ピアノ五重奏曲第1楽章
シューマン:アダージョとアレグロ
川上哲夫:コントラバスソナタ
プロフィール
金木博幸 Hiroyuki Kanaki(チェロ)
札幌生まれ。1979年桐朋学園高校音楽科卒業。同年、日本音楽コンクール第2位入賞。翌年、東京国際音楽コンクール第1位入賞。齋藤秀雄賞受賞。上原与四郎氏、青木十良氏に師事。1981年に渡独。ティボー・ヴァルガ氏との二重協奏曲共演で好評を博す。1984年北西ドイツ音楽大学首席卒業。ウィーン・フィル首席チェリスト/エマヌエル・ブラベッツ教授のもとで3年間研鑽を積む。室内楽をバリリ弦楽四重奏団、アマデウス弦楽四重奏団に師事。ダニエル・シャフラン教授、ミラノ・スカラ座首席チェリスト/アントニオ・ポカテーラ教授にも師事。シュトゥットガルト国際チェロコンクール最高位入。スイス南部ルガーノ放送響メンバーとして活動。1991年東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリストに就任。東京フィル、東京シティ・フィル、札幌交響楽団等と協奏曲を共演。オーケストラプレーヤーとしての活動に加え、各地でのリサイタル等、ソリスト、室内楽奏者としても多彩な活動を展開し高い評価を得ている。
所村映李 Eri Shomura(ホルン)
9歳よりホルンを始める。東京音楽大学付属高校を経て、同大学卒業。第16回コンセール・マロニエ21金管部門にて第二位受賞。第2回秋吉台音楽コンクールにて、第一位、併せてチェロ部門を含むグランプリ(山口県知事賞)を受賞。第8回Jeju International BrassCompetition ホルン部門にて第四位入賞。オーケストラメンバーとして、小澤征爾音楽塾やPMFに参加。現在、桐朋学園オーケストラアカデミーに所属。これまでに、水野信行、守山光三、岡本充代の各氏に師事。
文屋充徳 Michinori Bunya(コントラバス)
東京藝術大学卒、ドイツ・ヴュルツブルグ音楽大学卒。ミュンヘン国際コンクール最高位、ローマ・ヴァレンティノ・ブッキコンクール第1位。ザール放送交響楽団元首席。母校ヴュルツブルグ音楽大学
教授。演奏活動の他にはホフマイスター社で出版活動、ミュンヘン国際コンクールその他の審査員、ドイツ、イタリア、ブラジル、韓国、日本でマイスタークラスを開催し後進の指導も行っている。
漆原啓子 Keiko Urushihara(ヴァイオリン)
1981年東京藝術大学付属高校在学中、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて最年少18歳で日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。翌年東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。86年ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。東京藝術大学を経て、現在は国立音楽大学客員教授として後進の指導にも力を注いでいる。
川田知子 Tomoko Kawada(ヴァイオリン)
1991年東京芸術大学を首席で卒業。同年第5回シュポア国際コンクールにて優勝。これまでに、小林武史、沢和樹、田中千香士、原田幸一郎、堀正文の各氏に師事。2003年度第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞を受賞。音楽的にもますます円熟味を増し、幅広い分野での活躍が注目されている。
須田祥子 Sachiko Suda(ヴィオラ)
1998年桐朋学園大学を首席で卒業。ヴァイオリンを室谷高廣、室内楽を名倉淑子、ヴィオラと室内楽を岡田伸夫らに師事。1997年第7回日本室内楽コンクール、99年第23回プレミオ・ヴィットリオ・グイ賞国際コンクール、2000年第2回淡路島しづかホールヴィオラコンクールの全てのコンクールで第1位優勝。数多くの演奏活動や、ソリストとして多くのオーケストラと共演している。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園大学非常勤講師。
関原弘二 Koji Sekihara(チェロ)
金木博幸に師事。東京音楽大学音楽学部チェロ科卒業。1998年佐世保市にてチェロ協奏曲を演奏、1999年高崎市、北九州市にて父(フルート奏者)とのデュオリサイタル、2002年ミラノにて公演
と録音、2003年韓国公演、ドイツ公演を行う。2004年アクロス福岡にてチェロ協奏曲を演奏。福岡教育大学非常勤講師。日本音楽家ユニオン九州地方本部事務局長。
藤井洋子 Yoko Fujii(クラリネット)
81年桐朋学園大学音楽学部器楽器科在学中に渡仏、フランス国立パリ高等音楽院クラリネット科入学。83年同音学院を1等賞、85年室内楽科を1等賞で卒業し、同年帰国。第1回日本クラリネットコンクール第1位、第2回日本管打楽器コンクール第2位(1位無し)、トゥーロン国際コンクール銀メダル。古沢裕治、二宮和子、ギイ・ドウプリュ、ジャック・ランスロの各氏に師事。現在、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者。桐朋学園芸術短期大学講師および桐朋学園大学講師。
鈴木慎崇 Yoshitaka Suzuki(ピアノ)
1997年、第51回全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校生の部全国大会第1位。2002年東京芸術大学学内においてアリアドネ・ムジカ賞受賞。同年第71回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。さまざまなオーケストラとの共演や多数の演奏会にアンサンブルピアニストとして出演。また音楽セミナーにおいて公式伴奏者をつとめるなど、室内楽や伴奏にも力を注いでいる。ピアノを三角祥子、北島公彦、角野裕に、ソルフェージュを土田英介に、室内楽を岡田伸夫に師事。
林 典子Noriko Hayashi(ピアノ)
神戸女学院大学音楽学部ピアノ科卒業、同専攻科修了。ドイツ、ビュルツブルグ音楽大学大学院をコンサートディプロムを取得して修了、同大学の伴奏要員となる。在学中よりヨーロッパ各地でコンサートに多数出演。特に伴奏者として、ドイツ、イタリア、ポルトガルのコントラバス国際コンクールに出場し一位になる。日本においては帰国時、ホームコンサートを開催、NHK「名曲リサイタル」に出演、神戸音楽科協会会員。
- 主催/秋吉台室内楽セミナー実行委員会
- 共催/公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
- 後援/山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口日独協会