秋吉台国際芸術村

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EVENTイベント情報

秋吉台の響きコンサート2015鑑賞プログラム

トップアーティストが今年も秋吉台国際芸術村へ 秋吉台の響きコンサート2015

一流講師陣が秋吉台国際芸術村へ集い、伝統の室内楽セミナーとコンサートを開催します。
今年のコンサートは、ブラームスとロッシーニの曲をお楽しみいただけます。
また、2012年から始まりました秋吉台音楽コンクールの第3回秋吉台音楽コンクール受賞記念披露演奏に
コントラバスの片岡夢児さんが出演します。
日本を代表する演奏家と今後の活躍、成長が期待される調べをご期待ください。
新緑とウグイスのさえずる美しい自然に囲まれた秋吉台国際芸術村で、素敵な音楽をお楽しみください。

インフォメーション

日程2015年4月25日(土) 
会場秋吉台国際芸術村 コンサートホール
開場時間14:30
開演時間15:00
料金全席自由 一般:2,500円(大学生以下1,000円)

※当日券は共に500円増し
※フレンズネット会員割引有り

Program

ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
ブラームス:クラリネット五重奏曲第1楽章
ロッシーニ:モーゼの主題による変奏曲
ブラームス:弦楽六重奏曲第1番

演 奏

クリスティアン・ギガー(チェロ)、漆原啓子(ヴァイオリン)、川田知子(ヴァイオリン)、須田祥子(ヴィオラ)、大島 亮(ヴィオラ)、金木博幸(チェロ)、黒木岩寿(コントラバス)、山本正治(クラリネット)、小林由佳(ピアノ)

〈同時開催〉
第3回 秋吉台音楽コンクールコントラバス部門第2位受賞(3~5位なし)
受賞記念披露演奏 片岡夢児(コントラバス)

Profile

金木博幸Hiroyuki Kanaki(チェロ)

札幌生まれ。1979年桐朋学園高校音楽科卒業。
同年、日本音楽コンクール第2位入賞。翌年、東京国際音楽コンクール第1位入賞。
齋藤秀雄賞受賞。上原与四郎氏、青木十良氏に師事。1981年に渡独。
ティボー・ヴァルガ氏との二重協奏曲共演で好評を博す。
1984年北西ドイツ音楽大学首席卒業。
ウィーン・フィル首席チェリスト/エマヌエル・ブラベッツ
教授のもとで3年間研鑽を積む。室内楽をバリリ弦楽四重奏団、アマデウス弦楽四重奏団に師事。
ダニエル・シャフラン教授、ミラノ・スカラ座首席チェリスト/アントニオ・ポカテーラ教授にも師事。
シュトゥットガルト国際チェロコンクール最高位入賞。
スイス南部ルガーノ放送響メンバーとして活動。
1991年東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリストに就任。
東京フィル、東京シティ・フィル、札幌交響楽団等と協奏曲を共演。
オーケストラプレーヤーとしての活動に加え、各地でのリサイタル等、ソリスト、室内楽奏者としても多彩な活動を展開し高い評価を得ている。

片岡夢児Yumeji Kataoka(コントラバス)

東京芸術大学音楽部卒業、同大学大学院修士課程音楽研究科在学。
第25回練馬区新人演奏家出演者オーディション弦楽器部門最優秀賞受賞。
第15回コンセールマロニエ21弦楽器部門入選。飛騨河合音楽コンクール2012第3位。
これまでにコントラバスを永島義男氏に、室内楽を永島義男、岡山潔の各氏に師事。
また、ジョセッペ・エットレー、ジャン・ダシュン、河原泰則、ナビル・シェハタの各氏に
公開講座やマスタークラスを受講。練馬区演奏家協会会員。

クリスティアン・ギガーChristian GIGER (チェロ)

スイス生まれ。ヴィンタートゥア音楽院において、ズザンネ・バースラーに師事。
80年、84年共にスイス国内コンクールで優勝。
ドイツのケルン国立音楽大学にてボリス・ペルガメンシコフに師事。
在学中、アマデウス・スカラシップ、カール・クリンゲル賞、ヴィラ・ムジカ財団賞を受賞。
92年、同音楽大学を最高点で卒業、同時にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第1首席チェロ奏者に就任。
また、メンデルスゾーン国立音楽大学の講師となる。
96年には、ライプツィヒ国際室内楽フェスティヴァルを設立し、以来その音楽監督にあたっている。ソリストとしては、ブロムシュテット、キタエンコ、ハーガー、デュトワなどの著名な指揮者のもと、ゲヴァントハウス管、ゲヴァントハウス・バッハ管、スイス各地のオーケストラと協演している。
これまで、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、ブラウンヴァルト「音楽週間」、ラフマニノフ音楽祭(パリ)をはじめ、ヨーロッパの多くの音楽祭に出演しているほか、多くの放送録音を行い、CDはAccent Musicレーベルよりピアニストの小林由佳とのデュオがリリースされている。
現在は、メンデルスゾーン音楽院で教鞭をとるほか、ライプツィヒでのジュリアード音楽院夏期講習の講師、シカゴでのマスタークラス講師などをつとめている。

漆原啓子Keiko Urushihara(ヴァイオリン)

1981年東京藝術大学付属高校在学中、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて最年少18歳で日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。
翌年東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。
86年ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。
安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。
東京藝術大学を経て、現在は国立音楽大学客員教授として後進の指導にも力を注いでいる。

川田知子Tomoko Kawada(ヴァイオリン)

1991年東京芸術大学を首席で卒業。同年第5回シュポア国際コンクールにて優勝。
これまでに、小林武史、沢和樹、田中千香士、原田幸一郎、堀正文の各氏に師事。
2003年度第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞を受賞。
音楽的にもますます円熟味を増し、幅広い分野での活躍が注目されている。

須田祥子Sachiko Suda(ヴィオラ)

1998年桐朋学園大学を首席で卒業。
ヴァイオリンを室谷高廣、室内楽を名倉淑子、ヴィオラと室内楽を岡田伸夫らに師事。
1997年第7回日本室内楽コンクール、99年第23回プレミオ・ヴィットリオ・グイ賞国際コンクール、2000年第2回淡路島しづかホールヴィオラコンクールの全てのコンクールで第1位優勝。
数多くの演奏活動や、ソリストとして多くのオーケストラと共演している。
現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園大学非常勤講師。

大島 亮Ryo Oshima(ヴィオラ)

桐朋学園大学卒、同大学研究科修了。
第11回コンセール・マロニエ21第1位、第7回東京音楽コンクール第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。
小澤征爾音楽塾、キャラバンコンサートなどに参加し、故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ロバート・マン各氏などの指導を受ける。
ヴィオラスペース、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団、宮崎や木曽等の音楽祭に出演。
室内楽では今井信子、チョン・ミョンファ、ガース・ノックスの各氏や京都アルティ弦楽四重奏団等と、ソリストとして東京都交響楽団と共演。
東京フィル・読売交響楽団・九州交響楽団等に首席奏者として客演している。

黒木岩寿Iwahisa Kuroki(コントラバス)

高校3年生からコントラバスを始める。
東京芸術大学大学院修士課程修了。
2000年から2008年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席コントラバス奏者。
2009年東京フィルハーモニー交響楽団に移籍、首席奏者に就任。
水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・チェンバー・オーケストラ団員。
現在、桐朋学園芸術短期大学、洗足学園音楽大学講師。

山本正治Masaharu Yamamoto(クラリネット)

東京芸術大学を卒業。三島勝輔に師事。
1972年、第41回日本音楽コンクール・クラリネット部門第1位受賞。
1973年、北西ドイツ音楽アカデミー・デトモルト(現デトモルト音楽大学)に留学。J. ミヒャエルスに師事。
1976年、フランス・コルマール国際室内楽コンクール木管トリオ部門第2位受賞。
1979年、北西ドイツ音楽アカデミー・デトモルト、ソリスト試験を終了した。
その後、1982年までデュッセルドルフ交響楽団(ラインドイツオペラ)首席奏者をつとめ帰国。
1983年から武蔵野音楽大学講師となり、1990年から2007年まで新日本フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者をつとめた。
現在、東京芸術大学教授。日本クラリネット協会 会長。

小林由佳Yuka Kobayashi(ピアノ)

桐朋音楽大学卒業。松岡貞子教授に師事。
ロータリー財団奨学金を得て、1985年フランクフルト国立音楽大学入学、翌年ケルン国立音楽大学入学。
1988年ソロピアノ科を室内楽を含め主席で卒業。1989年歌曲表現法を主席で卒業。
1993年までスイスベルン音学院ピアノ科講師。
大学時代より室内楽ピアニストとして、デュオ、トリオ等の演奏活動をドイツ国内にて数多く行い、1990年以降、チャイコフスキーコンクール2位のチェリスト、フランソワーズキグローベンと共に多くの都市にて演奏。
シュレースヴィヒホルシュタイン音楽祭、ヘッセン放送局、中央ドイツ放送局、ラジオルクセンブルクにおいてラジオ、テレビ出演。
1993年ライプツィヒ市に移り、様々なスタイルのアンサンブルを構成、幅広い演奏活動を行っている。

  • 主催/秋吉台室内楽セミナー実行委員会 
  • 共催/公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
  • 後援/山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口日独協会