秋吉台の響きコンサート2016鑑賞プログラム
一流演奏家が今年も秋吉台国際芸術村へ 秋吉台の響きコンサート2016
今年のコンサートは、ブラームスを中心に聴きごたえのある曲をお楽しみいただけます。
また、2012年から開催の秋吉台音楽コンクールの第4回秋吉台音楽コンクール受賞記念披露演奏に
クラリネットのコハーン・イシュトヴァーンさんが出演します。
すでに日本及びハンガリーで盛んな演奏活動を開始、今後の更なる成長が期待される演奏もご期待ください。
新緑とウグイスのさえずる美しい自然に囲まれた秋吉台国際芸術村で、素敵な音楽をお楽しみください。
インフォメーション
日程 | 2016年4月23日(土) |
会場 | 秋吉台国際芸術村 コンサートホール |
開場時間 | 14:30 |
開演時間 | 15:00 |
料金 | 一般:2,500円(大学生以下1,000円) ※当日券は共に500円増し フレンズネット会員 一般:2,000円(大学生以下800円) ※当日券は共に400円増し 全席自由 |
チラシのダウンロードはこちらより |
*未就学児童のご入場はご遠慮ください。
*チケットは、下記プレイガイドでも販売しております。
山口情報芸術センター、C.S赤れんが、防府アスピラート、山口井筒屋、三好屋、山口河合楽器店
*座席数に限りがございます。売り切れの場合は、ご了承ください。
Program
プロコフィエフ:チェロソナタ第1楽章
ブラームス:クラリネットソナタ第2番
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番第1楽章
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番第1楽章
ヴェータン:「アメリカの思い出」
サラサーテ:「ツィゴイネルワイゼン」
演 奏
漆原啓子(ヴァイオリン)、川田知子(ヴァイオリン)、伝田正秀(ヴァイオリン)、大島 亮(ヴィオラ)、藤原真理(チェロ)、金木博幸(チェロ)、田中麻紀(ピアノ)、鈴木慎崇(ピアノ)
〈同時開催〉
第4回 秋吉台音楽コンクール山口県知事賞(最優秀賞)
受賞記念披露演奏 コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット)
Profile
漆原啓子(ヴァイオリン)
1981年東京藝術大学付属高校在学中、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて
最年少18歳で日本人初の優勝と6つの副賞を受賞。
翌年東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。
86年ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。
安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。
東京藝術大学を経て、現在は国立音楽大学客員教授として後進の指導にも力を注いでいる。
川田知子(ヴァイオリン)
1991年東京芸術大学を首席で卒業。同年第5回シュポア国際コンクールにて優勝。
これまでに、小林武史、沢和樹、田中千香士、原田幸一郎、堀正文の各氏に師事。
2003年度第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞を受賞。
音楽的にもますます円熟味を増し、幅広い分野での活躍が注目されている。
伝田正秀(ヴァイオリン)
長野市生まれ、父の手ほどきによりスズキメソードで3歳からヴァイオリンを始める。
全日本学生音楽コンクール全国大会1位、日本クラシック音楽コンクール全国大会グランプリ、JILA音楽コンクール第1位、日本音楽コンクール第2位ほか多数のコンクールに入賞。
2006年より仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターに就任、6年間在籍。
2012年より東京を拠点にソロを中心とした演奏活動を始める。昭和音楽大学講師に着任。
2014年より読売日本交響楽団アシスタントコンサートマスターに就任。
大島亮(ヴィオラ)
桐朋学園大学卒、同大学研究科修了。
第11回コンセール・マロニエ21第1位、第7回東京音楽コンクール第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。
ヴィオラスペース、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団、宮崎や木曽等の音楽祭に出演。
室内楽では今井信子、チョン・ミョンファ、ガース・ノックスの各氏や京都アルティ弦楽四重奏団等と、ソリストとして東京都交響楽団と共演。
東京フィル・読売交響楽団・九州交響楽団等に首席奏者として客演している。
藤原真理(チェロ)
大阪生まれ。1959年に桐朋学園「子供のための音楽教室」に入学し、以後15年間、斎藤秀雄に師事する。
71年に日本音楽コンクール第1位および大賞を受賞。
75年には芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。
76年、フルニエ、ロストロポーヴィチ両氏に師事。
78年、チャイコフスキー国際コンクールにおいて第2位を受賞。以後、ベートーヴェン・チェロソナタ全曲演奏会、バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会、世界のトップ奏者であるカントロフ、メンデルスゾーン、ルヴィエとのピアノ四重奏演奏会など、名実ともに日本を代表するチェリストとして国内外で活躍。
金木博幸(チェロ)
札幌生まれ。1979年桐朋学園高校音楽科卒業。同年、日本音楽コンクール第2位入賞。
翌年、東京国際音楽コンクール第1位入賞。齋藤秀雄賞受賞。上原与四郎氏、青木十良氏に師事。
1981年に渡独、1984年北西ドイツ音楽大学首席卒業。シュトゥットガルト国際チェロコンクール最高位入。
スイス南部ルガーノ放送響メンバーとして活動。1991年東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリストに就任。
東京フィル、東京シティ・フィル、札幌交響楽団等と協奏曲を共演。オーケストラプレーヤーとしての活動に加え、各地でのリサイタル等、ソリスト、室内楽奏者としても多彩な活動を展開し高い評価を得ている。
田中麻紀(ピアノ)
東京芸術大学附属高等学校を経て、同大学卒業。ドイツ・シュトゥットガルト音楽大学大学院卒業。
これまでに、八木英子、吉川泉、故安川加寿子、故谷康子、中山靖子、コンラート・リヒター、ギュンター・シュミットの各氏に師事。現在は、ソロ、室内楽など幅広く演奏活動を行っているが、特にアンサンブルピアニストとして定評がある。
鈴木慎崇(ピアノ)
97年ピティナ・ピアノコンペティションG級全国大会銀賞、読売新聞社賞、洗足学園前田賞受賞。
同年、第51回全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校生の部全国大会第1位、野村賞、都築学園賞受賞。
2002年東京芸術大学学内においてアリアドネ・ムジカ賞受賞。
同年第71回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、あわせて野村賞、井口賞、河合賞受賞。
新日本フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団など、さまざまなオーケストラと共演。
多数の演奏会にアンサンブルピアニストとして出演するほか、音楽セミナーのマスタークラスにおいて公式伴奏者をつとめるなど、室内楽や伴奏にも力を注いでいる。
コハーン・イシュトヴァーン(クラリネット)
ハンガリー出身、13歳でバルトーク音楽院英才教育コースに入学。
カルリーノ国際音楽コンクール(イタリア)第1位、アントンエベルスト国際クラリネットコンクール(セルビア)第1位、
ICA国際クラリネットコンクール史上最年少第1位など、多くの優勝・入賞する快挙を成し遂げる。
2013年リスト音楽大学卒業後、活動拠点を日本に移した。第11回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞受賞。
2013年度ハンガリーの若手芸術の分野で最も権威のある「ジュニア・プリマ・アワード」賞を受賞。
第4回秋吉台音楽コンクール山口県知事賞(グランプリ)受賞、第84回日本音楽コンクールクラリネット部門1位。
- 主催/秋吉台室内楽セミナー実行委員会
- 共催/公益財団法人山口きらめき財団 秋吉台国際芸術村
- 後援/山口県、山口県教育委員会、美祢市、美祢市教育委員会、山口日独協会