秋吉台国際芸術村

秋吉台国際芸術村

ABOUT芸術村について

秋吉台国際芸術村とは

3億年という永い年月によって形作られた国定公園秋吉台の麓。その豊かな自然のなかに、国内外の芸術家の表現創造活動の拠点として、1998年8月に秋吉台国際芸術村はオープンしました。

秋吉台国際芸術村 イメージ

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あらゆる芸術の創造と発信の地

この「芸術村」は、世界に開かれた芸術文化の創造と発信の場として、音楽、美術、ダンス、演劇など幅広い芸術文化活動に対応できる滞在型芸術文化施設です。
アーティスト・イン・レジデンス(滞在型創作活動)やセミナー・ワークショップ事業のほか、国内外の関係団体との連携プログラムや地域に密着したプログラム、さらには滞在者と地域との交流事業などを展開します。
また、創作・練習・発表など芸術文化活動の場として皆様に開放しています。

建築のコンセプト

日常の喧騒から解き放たれた芸術空間

《秋吉台国際芸術村=AIAV》は滞在型創作活動(アーティスト・イン・レジデンス)を中心とした多方面の芸術文化活動の拠点として、1998年に世界的に著名な建築家、磯崎 新氏の設計によって建築されました。
施設には約300人を収容するホール、食堂、研修室、練習用のスタジオ、ギャラリー、カフェテリア、そして最大100人を収容する宿泊室などが備えられています。
日常の喧騒から解放されるように、町の中心から外れた低い丘に囲まれた静かな袋状地の南側斜面が敷地に選定されました。
群島的空間モデル(アーキペラゴ)と設計者がいうように、様々な施設が敷地内に散りばめられています。

秋吉台国際芸術村 イメージ

各施設のご案内

バーチャルツアー

常設作品について

Untitled No.218-1998 (田中 米吉)

Untitled No.218-1998 (田中 米吉)

芸術村のゲー卜部分は、両側の山並が迫り狭い谷間になっています。そこから奥に向かって道が延び、次第に広がって行く、この透視的な方向性は重要です。

ゲー卜部分の作品化は、この方向性をつかむことで村全体に影響を与えます。
環境全てを作品にすることは、単なる一つの調和を意味せず、全体に弾き合うほどの強い緊張感が生まれてはじめて新鮮な環境の作品化があります。

赤い作品の下を潜り乍ら行くと、奥に向う土地のひろがり、山の緑、青空の高さを楽しめると思います。

太古の響き「PULSE OF EARTH」 (田辺 武)

カルスト台地の草原に巨大な打楽器が置かれ、打楽器奏者=Nが、一人無心に打ち鳴らしている。台地と同化したその奏者は時空を越え、遥かビック・バンの彼方から、地球誕生を経て、日本列島、秋吉台の形成に至る。

三億年前、そこは太古の海であった。過去、現在、未来へと留まる事なく繰り返す波の無限の響きに重奏する奏者の鼓動。
何時しか、奏者の姿は消え、巨大なオブジェは、地球の鼓動を無窮の響きとして、その姿をあらわす。

太古の響き「PULSE OF EARTH」 (田辺 武)
Laser (三輪 和彦)

Laser 1998 Kazuhiko MIWA Project (三輪 和彦)

太古の地 秋吉台に 一条の光を放つ

逢魔時より 漆黒の閣の中へと

そこに停む時 何かが起こる

掲載誌など

  • 新建築(1999年5月号) [出版]新建築社
  • 美術空間散歩(2006年) [出版]青野尚子、ESQUIRE Japan
  • GA Japan 36(1999年) [出版]A.D.A. Edita Tokyo
  • CASA BRUTUS [出版]マガジンハウス
  • GA ARCHITECT 15 ARATA ISOZAKI 1991-2000 [出版]A.D.A. Edita Tokyo
  • d design travel 山口号(2013年)
  • 巨匠の宿(2004年) [出版]稲葉なおと著、新潮社