秋吉台国際芸術村

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FACILITY施設紹介

サロン

宿泊滞在者のサロンとして使用されている、4本の脚に持ち上げられた打放しコンクリートのキュービックな建築は、1964年に磯崎 新氏の設計により、大分市に建築された個人住宅『N邸』(取り壊され現存せず)を再構築したものです。

サロン ヴィジュアル

空間について

サロン イメージ

『N邸』は磯崎氏の初期住宅の代表作のひとつで、スケールの異なる立方体を組み合わせて構成していった非常に観念的な作品です。
この再現されたN邸は、地上階からの螺旋階段とエントランスホール棟からのブリッジという2つのアプローチがあり、宿泊施設利用者の交流の場として利用することが出来ます。
サロン内部はゆったりとした一室空間になっており、机や椅子などの家具も磯崎新氏のデザインによるもので、有名なモンロー・チェアも設置されています。
また、北側立面には雄大な自然を背景にした本館棟の美しい姿を望むことが出来るように5400×2000mmの大きな開口部があり、東西の立面にはそれぞれ同じサイズのガラスブロックの開口を配置し、天井中央の4つの立方体のトップライトからは暖かく心地よい光が降り注いできます。
美しい景色に囲まれ、モダンなインテリアのこのサロンにも非日常の豊かな空間が広がっています。

その他施設について